新・キューティーハニー コンプリートパック [DVD]
テンポのよさとストリーに入りやすい作品です。永井マンガのキャラクターがたくさん出ています。トバッチリ、不動明、兜博士等々、また、チョイ役で出てくるくノ一忍者、アナウンサー、車の運転者、何の原作だったか、考えるのって楽しいと思います。
キューティーハニー [DVD]
主演の佐藤江梨子が、おおっとかなり好演しているのでびっくり。個人的には、まぁまぁの作品。綜合評価は、いわゆるサンバルカンやギャバンなどの戦隊モノの美学を受け継いだ映画・・・というかそのもの。様々な細かい設定が、知っている人は知っているマニア心をくすぐるのは、さすが。庵野秀明さんか監督なこととコスチュームデザインが奥様の安野モヨコさんだというだけで、一応見とくかと見た作品だったので、満足です。
それにしても近年は、稀に見る超駄作といわれる『デビルマン』や、宇多田ヒカルの夫で有名な紀里谷監督の『キャシャーン』やこのハニーなどなどマンガの実写版が多く作成された年であった。たぶん、CGの発達など撮影技術の向上で低予算でも、スケールの大きなマンガやアニメでしか構築できなかった作品世界の表現をできるかもしれないという製作者側の気持ちが盛り上がった時代だったんでしょうね。とはいえ、やはり映画は、監督と脚本の力量だと思うけどねぇ。
キューティーハニー THE ANOTHER 完全版 (マンガショップシリーズ 451)
岡崎優さんにはあまり興味が無く、石川賢版のキューティーハニーは、
1998年に発行された大都社の「キューティーハニー&F(フラッシュ) (St comics)」を持っていたので、
購入するかどうか悩みましたが、買って正解でした。
この完全版を読んで、大都社STコミックス版には収録されていない話が、
3話もあった事を初めてしりました。
それが読めただけで結構満足です。ただちょっと値段設定が高目ですね。
B6サイズでこのページ数なら、千円ぐらいが妥当ではないでしょうか?
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(28) テレビオリジナルBGMコレクション キューティーハニー
エンディングの「夜霧のハニー」はサイコーやね。
当時小学校低学年だったのにオープニングよりもこれにしびれたもんや。
で、今では着メロに入れているという。
キューティー・ハニー 1 (少年チャンピオン・コミックス)
1972年から73年頃というのは、当時の少年にとっては、夢のような時代でした。
「マジンガーZ」「デビルマン」「ドロロンえん魔くん」「バイオレンスジャック」など、永井豪という天才が生み出したコミックやTVアニメに、我を忘れて夢中になっていた時代なのです。その熱狂の凄さたるや、後のアニメブームにも匹敵するものでした。この永井豪傑作群の中でも、当時の少年の「思春期」の心の奥底まで多大な影響力を与えた作品、それがこの「キューティーハニー」なのです。
それはちょうど思春期の少年が、初めて恋した年上の大人のお姉さんみたいなもの。ハニーへの甘酸っぱい一途な恋心は、当時誰もが経験したはずです。少年たちは「マジンガーZ」と同じくらい、いやそれ以上に「キューティーハニー」が大好きだった。ただ、気恥ずかしかったり、友達にひやかされるのがイヤだったりして、おおっぴらに好きだといえなかっただけなのです。
この作品は、いわゆる変身ヒロインものの元祖といえます。元祖ならではの素晴らしさがつまった作品です。でもそんな評論じみた位置付けよりも、我々のあの「初恋のお姉さん」と言った方が、みんなが納得するでしょう。この「キューティーハニー」は、決して汚されることなくいつまでも魅力的に輝きつづける、我々の大切な宝物にほかなりません。世の全ての永遠の少年たちが、この秘密の宝物の蓋を再び開かれんことを祈ります!