ザ・スリー・キングス(8)アルバート・キング アイ・ウォナ・ゲット・ファンキー
アルバート・キングといえばB.B. キングのギターのES-345"ルシール"にあやかって自身のフライングVを"ルーシー"と名づけたり、ライヴ中にギターの音がいまいち気に入らないからといってアンプの全てのつまみをフルにしてしまうような豪快な大男です。
更に自身がドラマーだったこともあり 、リズムには口うるさかったことで有名で、アルバートのバンドを辞める頃にはドラマーは皆、うまくなっていた!なんて逸話もあります。
そんなリズムにうるさいアルバートがファンク・ブルースをやればこうなります♪
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Albert King 『I Wanna Get Funky』
1. I Wanna Get Funky
2. Playing On Me
3. Walking The Back Streets
4. Til My Back Ain't Got No
5. Flat Tire
6. I Can't Hear Nothing But
7. Travelin Man
8. Crosscut Saw
9. That's What The Blues Is
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タイトル曲の#1で渋く始ります♪
が、しかしその曲名とは違い予想外の(?)スロー・テンポのマイナー・ブルースです。
こってりとファンクです♪
渋い!!
しかし#2からはアルバートの必殺2音チョーキングが炸裂するノリのいいファンキーブルースです♪
起伏のないスモーキーなボーカルが返ってこういった曲調にあっています。
どこまでも渋く攻めますね。
このアルバムの一番の聴きものはなんといっても名盤『Born Under A Bad Sign』でもやっていた#8の再演です。♪
ミッド・テンポでファンキーなギター・カッティング(恐らくスティーヴ・クロッパーかな!?)に乗せて
アルバート・キングがスモーキーに歌います♪
ちなみにこの曲のオリジナルはTommy McClennanのカントリー・ブルースで、全く違った雰囲気です。
原曲とはまた違ったファンキーな演奏がかっこいい♪
ジャケも含めて渋いアルバムですね♪
ザ・スリー・キングス(4)アルバート・キング ブルース・パワー~ライヴ・ワイア
Blues好きで、いろいろレコードやらCDを所有しているが、このアルバムも愛聴盤の一つである。
アルバートキングの魅力は、ギターの独特の「タメ」にあるかも知れない。
音と次の音との微妙な間隔が、なんともむずむずとたまらない感じがする。この人が当時の若者であるロックギタリストに与えた影響は非常に多く、彼らがベテランになった今でもフレーズなどにアルバートキングの影響を垣間見ることがある。
間違いなく太鼓判を押せる名盤である。
スリー・キングス [Blu-ray]
10年以上前の作品のせいか画質・音響ともにブルーレイの効果は認められませんでした。主役3人は不真面目な役をまじめに演じており最後までストーリーに入り込めましたが、残念ながらブルーレイの保存版よりDVDのレンタル向きかなという印象です。
スリー・キングス 特別版 [DVD]
物語の舞台はイラク軍が敗走した直後の湾岸地区。
早婚で、まだ無邪気さも残る普通のアメリカの若い兵士が見た戦争を
描いた映画。
戦争の現実、バカバカしさ、矛盾したアメリカの正義といった、重くて
すでに語り尽くされたような事がテーマになっているが、全体的に
ストーリーは軽いノリで展開し、仲間達との冒険やシュールなコメディ
の要素、深刻なテーマがテンポよく織り混ざっていて最後まで楽しく
見れる。
これは良い戦争映画の一つだと思う。