「日々乃とトレーニング」
トレーニング中、水着は上だけで下は服着てます。
特典は遊び心を込めた作りになっていて、
日々乃だけでなく詩緒も少しだけ登場します。
ドラマCDなどはあまり買った事はなかったのですが
とても楽しく聞くことが出来ました。
個人的には冒頭のまひるにツボった
みんなキャラが立ってていいなぁ
詩緒ちゃんが歌っている「ごちそうさまが言えるまで」
これも詩緒ちゃんの食いしん坊な面が出てて可愛いですね
いやマジで可愛いホント可愛いヤバイ
とても明るい曲です。
最初の公開時に観にいった友人(女子中学生)の感想
「女の子が出て来て、キャーキャー言って、裸になって。あんなんポルノやん」
数年後の上映時に観にいった友人(男子高校生)の感想
「何がしたいのか意味不明だった。何もかも古臭い。お話しはむちゃくちゃだし、
映像はちゃちな子供だましだし、なにがホラーだ、女の子がかわいいだけのバカ映画」
さらに数年後のテレビ放送、
どんな駄作なのか観てやろうと思った。暇だったし。
…そして、打ちのめされて声も出ませんでした。
なんと美しい映画だ。
日本映画にこんな事が出来る奴等がいたんだ。
たぶん一生に数度しか出会えないような映画を観た。
なるほど、あれだけむちゃくちゃ酷評されながらも
数年後に再上映する映画館もあるし、
「ハウス」って題名だけは私も知ってるはずだ。
大名作ではないか。
たぶん時代も世代も関係ないと思います。
どの時代でもこの映画が観客みんなに流行った事も、
おおむね好評だった事もないと思います。
いつだって、観た人の九割は屑を観せられたと言って怒ります。
そして、あとの一割弱は、一生この映画の事を忘れない。
そういう映画です。
観るための素養とか教養とか知識とか知性とかいう話ではなく、
監督自身が時々言ってるように
観た時にこの映画と波長が合うか合わないかって事なのでしょう。
大好きなので評価星5つにしますが、
たぶん観たら時間の無駄だと思うでしょう。
ただ、あなたが小数派だった場合は、
とんでもなく良い映画を観る事になります。
まあ「転校生」までの大林宣彦はそういう作家でしたし、
主流な巨匠という扱いは、逆にこの作家の角を矯めて悪影響しか生まない気もします。
やっぱりこういう、もう一つの別の映画のあり方をみせつづけてもらいたいなぁ。
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