全く畑違いな仕事に就くに当たって、私が求めた基礎の基礎を書いた本。Amazonでの評価が良かったのでこの本を選びました。
金属加工の基本的な流れを広く浅く丁寧に解説してあります。材料切り出しに始まり、機械の基礎知識、加工法、測定、組み立て、保守その他治具などまで網羅してあります。絵が多くて分かりやすく、初学者である私にもそれなりに理解できるものでした。たぶんこの手の本に多いであろう、古くさい表記が少なく取っつきやすいというのも理解をスムーズにしていたと思います。
各技術については概要のみ触れているため、その詳細にまでは踏み込んでいません。「設計者のための基礎知識」であるため詳細はあえて触れていないのでしょう。それがかえって入門書的に良い点であるとも思います。実際、詳細な技術についてはそれだけで各々一冊の本になるボリュームだろうし、技術は現場で身につけるものだから本にあまり期待しすぎないというスタンスで良いのでしょう。
とりあえず満点はつけられないけど、良書であることは確か。と言うわけで、★4つ。
本書は切削加工全般について広く書かれていて、新人教育にはもってこいの一冊です。読破させたあと、必携図書とすると、実務での疑問点を簡単に見直せて知識の整理整頓に便利です。教育はもちろん、実務経験者でも「偏りがちな知識、なんとなく分かったつもりでいる知識、整理がついていない知識」の見直しができます。手元においておくと、重宝する1冊です!加工屋さん、は必携、加工に関わるデペロッパーさんや購買の方などにも加工が分かりやすく書かれていて理解の手助けになるハズ。。
15年間魚の目に苦しんできた私。何をやっても取れませんでした。この商品を知ってからどうせ取れないだろう・・と半信半疑で使ってみたところ、盛りあがった角質がおもしろい程削れるではありませんか。刃に怖さを感じましたが、痛みを感じることなく3センチあった魚の目の芯が取れてなくなりそうです。素足で歩いても痛くないなんて私にとっては感動ものでした。魚の目に悩まされ、手術を考えている方は一度試してみてはいかがですか?
機械の初心者に概略を教えるときとても良いです。
機械工場で新入社員教育に使いました。
この本をよんで完璧な技術者になれるわけではありません しかし、技術力は上達します なにより一つの仕事にとことんこだわる大切さや具体的なこだわり方がかかれています 顕微鏡を使ってきりくず、刃先をみる これには衝撃をうけました 自分の仕事への態度が改まります 本にかいてあるように最高の技術を身につけるには結局のところ試行錯誤のくりかえしです 最適切削条件は自分で研究しなくては本当のものはでません しかしとても勉強になります 著者が研究した様々なデータや知恵は切削加工をするものにはかけがえのないものです
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