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岩手をこよなく愛する高橋克彦さんならではの企画!岩手をよく知らない人たちにも興味を注がれる
 普通の歴史観光地ではない所への誘い!
 (写真とともに所在地やアクセスの表示も親切)
 
 また岩手の歴史に詳しい人の為に
 高橋さんや荒俣さんの新しい切り口、自由な発想からくる想像が面白い!
 
 岩手には「謎」「隠す」ということばが似合う。
 文字として残っている史書が他の地域に比べて圧倒的に少ないがために
 さまざまに推し量られて書かれた地域でもある。
 
 しかし 民の風習や信仰・言語や芸能の中に
 巧みに意図的に、周到に「隠して」伝承してきたものが
 今でも尚 発見されずにほくそえんでいる気がする。
 達増知事のいう「霊的地域振興」が 岩手には最も受け入れられそうである。
 
 
   
大事なのは外郭よりも内面だと思う。つまり発言を信じるかどうかより、それを伝えようとしてくれている人間を信じるかどうか。
 別の本を読んでゲリー・ボーネルさんは温かみのある人だと思ったからおれは別に予言の信憑性はあんま重要じゃなくて、こういう人間に出会えたことが喜びだった。
 
 むしろそっちのほうが重要だと思う。予言なんて『何月何日に人類は滅亡します』とかを聞いてそれに対しての自分の行動がカギになってくるわけでしょ。
 それって結局は自分の安否しか心配してなくて、外れたと分かればさっきまでの自分は無いものにして、その人に対して罵声。
 最初に信じたのは『自分』なのにね。不毛な人にとって 周りの人がどう『自分』に作用するかが問題なんだろう。結局そういう人は最初から最後まで自分の安否優先。他人の『外』ばかりみて「内」はみない。
 
 そういう人が多い。ここにも、日本全土にも、世界にも。こんな世界にしたのも人間だし、それを救えるのも人間。
 
 人間の魂のレベルの向上がないと、もう地球は死ぬしかないよ。
 
 思うに、おれはもう『進化』をしてるよ。そして、それはおわることはないとおもう。
 たぶんはじまりもないんだろう。
 
 自分が進化した存在であることが分かるのは親や友人と話してても感覚がずれているのがわかるし
 TVや雑誌、大衆文化や世間のもつ意識レベルっていうのが手に取るようにわかってしまうから。
 
 
 本当の、見つめるべき現実   から目を背けるために テレビやケータイ、大衆文化っていうのはあるだけで、愛やあたたかさを忘れた人間がつくりあげた「まやかしの現実」なんだよね。
 おれたちが見てるのは嘘がつくった本当なんだよ。本当がつくりだしたうそともいえるかも。
 っていうか、本当 も 嘘 も最初は無かったんじゃないか。
 この世が分裂してる限り、いろいろなところで2面性はでてくるとおもう。
 
 じきにそれが1つになるんでしょ。
 
 
   
 なにより素晴らしいと思ったのは、例文で使われるキーフレーズ以外の単語も、TOEICテストやビジネスの頻出語だったり、一度出た表現が、ほかの例文にも再登場しており頭に残りやすい、などいたるところに工夫が見られるところです。
 私はDUO3.0を以前に使っておりました。こちらも例文型の単語帳で、とても覚えやすくこの本を何度もやったおかげで基本的な語彙が身につきました。この本もすばらしいと思います。
 TOEIC対策のための勉強をする際、DUOを辞書代わりにしていましたが、意外にもDUOに載っていない単語(しかしTOEICにはよく出る)が多かったのです。
 そこでTOEICによく出る単語を確認(復習)したくてこの本を購入しました。これがキーフレーズを購入した動機です。
 この本のおかげで(厳密にはこの本だけではないが)、TOEICの語彙に関してはそんなに困ることはなくなったと思います。
 
 ちなみに、この本は文法的解説が全くといっていいほどありません。なので基本的な文法知識が欠落しており、この本の例文が文法的に理解できない場合は、
 まず、基本的な文法を勉強されてからこの本に取り組むことを強く勧めます。
 文法を勉強しているうちに語彙も身につき、語彙の面でもこの本にとっつきやすくなり、一石二鳥だからです。
 
 
 
   
この大河ドラマ炎立つは特にこの巻の第2部を死に物狂いで見て何度もビデオ録画で見ました。借金取りを呼び寄せる親戚(叔母、呼称化け物、通称ジャガイモ)からの脅威や怒りから主人公清衡の生き様に感動し共感したのです。
敵(かたき)の養子として育ち、妻や子を敵の子家衡に殺されても最後に勝つその生きざまに、そして浄土思想から皆を弔い「中尊寺金色堂」(黄金の国ジパングとはこの中尊寺を指していると思うのです)を立てた徳川家康以上の苦労人、そしてそこから立ち上がった偉人中の偉人だと思うのです。
 見ている間・・・
 弟家衡に律令で罪(年貢を倍増すること)をどさくさにつけた時「でました!ライダーキック(村上さんはスカイライダーでした)ならぬ「智謀ビーム!」」
 と自分がやったように喜んだのです。(家衡は清衡様に罪をなすりつけようとしていたのですが逆に自分がつけられたのです)
 借金取り来襲で夜逃げ寸前になったとき猛烈に勇気づけられたのです。
 
 さらに凄いのは今でも11000円位の高値で売られていることです。いかに人気があるかを証明づけることだと思います。
 去年は中尊寺や清衡様はあの東日本大震災で東北の方の心の支えだと思います。
 1万を超しても(レンタルDVDはあるのですが(ちなみに部屋でどこに行ったか分からずこれを中古だと安いだろうと思ったのですが驚異的な金額に驚きました。1円か100円くらいだと思ったのです。仰天しました。))買う価値はあると思います。ライナーノート(解説)や特典などが心にしみわたると思います。生活保護受給なので買えませんが買える人はうらやましいと思います。
 ただやはりそれでも買うでしょうね・・・特に東北地方の方は・・・
 
 
   
僕は歴史小説が好きです。それも、忠臣蔵や織田信長など『誰でも知っている物語』で
 はない、空白の部分をクローズアップしている作品がお気に入りです。
 今まで見えなかったものが見えるようになると、
 世の中が楽しくなりません?
 この作品の中心は、友情のリーダーシップ。人々を率いていく真のリーダーが、どのように育ち、成長して
 いくかを描いたものです。 けれど、僕としては作品の舞台が凄く興味深い。大和朝廷の蝦夷攻略を、蝦夷の人々の立場から描いたという点で、
 すばらしい。基本的に日本の歴史学界は、これまで大和朝廷
 中心史観で描かれていて、尚且つ日本人を農耕民族と定義する
 ので狩猟民であるアイヌや蝦夷は、無視されがちなんですよね。
 蝦夷や東北に興味を持つようになったのは、やはりアイヌを描いたマンガで『王道の狗』という作品を読んだのと、宮崎駿が
 『もののけ姫』で描いていた主人公の風俗や出立の村に興味を
 そそられたからです。
 そういう意味では、今までになかった舞台で、空白の歴史に埋もれていたリーダーシップをエンターテイメントの世界で
 紹介したということで、よかったです。
 
 
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