ハックの冒険も、ジムの自由州への逃亡がテーマになってきます。 この時代奴隷を逃がすことは犯罪でした。
ハックが逃亡奴隷をつれて川を下っていくという状況に、ハックが悩むと同時に、著者のマーク・トウェインもこの状況をどう解決するかに悩んだそうです。 筆のもたついた感のある後半にやはり悩みが出ている気がします。
奴隷制度を是とするか否とするかどちらかの態度を決めない限り解決ができない状況の中、著者がどんな解決をしたのかは是非読んでみてください。
人によるでしょうが、私は…ありだと思います。
トムソーヤと、ハックルベリフィンのどちらが好きかと聞かれれば、ハックルベリフィンだと思う。
話としても、醍醐味がある。
ただ、トムソーヤを読んでいたので、ハックルベリフィンが面白いと思ったのだろう。
その意味で、トムソーヤの冒険は偉大だ。
ある時代のアメリカの田舎をよく描写している。
子供の冒険の夢がある。
トムソーヤだけでなく、ハックルベリフィンも幸せになれるのが、アメリカンドリームなのだろう。
とても歴史のある新生児学の教科書の最新版です。ページ数がとても多く、内容もどんどん豊富になっていますが、比較的薄い用紙で厚みを工夫しています。自分には、若干薄すぎて雑にめくるとやぶけるかと心配しましたが、けっこう丈夫でほっとしています。円高で比較的購入しやすいので、そばにおいて、どんどん辞書代わりに活用出来る本としてぜひお勧めします。
小学生の息子とニューオーリンズの洪水のニュースをテレビ見ながら話をしていて、小学生時代、高校生時代、学生時代と異なる版で読み返したこの作品を思い出した。息子に読ませようと書棚をさがしたが、岩波文庫の版しかなかったのでこの版を購入した。週末に届いた本を息子にわたす前に自分で読んでしまった。いかだでミシシッピ川をくだるときの自然描写には何度読んでも引きこまれる。次に手に取るには何年後かわからないが、私にとっては何度読んでも楽しめる数少ない作品である。挿絵も楽しい。息子はオヤジに先をこされたと反発してしまい、まだ読み始めた形跡がない。
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