バド・パウエルの実話を基にした作品とのことです
パリのジャズクラブ「ブルー・ノート」そこにアメリカからデイル・ターナー(デクスター・ゴードン)がやってきた 彼を崇拝する売れないデザイヤーのフランシス その友情の行方は…というのがあらすじ
見所は何といってもライブ映像 ハービー・ハンコックなども出演しておりジャズ門外漢の自分も楽しめました 「BODY AND SOUL」の演奏がカッコよすぎでサントラを買ってしまいました
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舞台は50年代末のパリ。熱狂的なジャズファンであるフランス人グラフィック・デザイナーのフランシスは神と崇めるテナーサックス奏者デイル・ターナーの世話人を買って出る。しかしデイルは酒との縁が絶ち切れずフランシスをてこずらせ一緒に渡ったニューヨークではヤクの売人の影がちらつく。
フランシスはビブラフォン奏者のエースにそんなデイルのことを「何かあったの?」と問う。エースはこう答える。
「あいつか? 毎晩、創造するのは美を産むこと。その苦しみは、死ぬ苦しみなんだ。分かるか?」
この映画の凄いところは主演のデイル役デクスター・ゴードンや音楽監督も務めているハービー・ハンコックをはじめ登場するミュージシャンがみんな本物であることだ。そしてデイル・ターナーと同じように破滅型の人生を歩んだモダンジャズ・ピアノのパイオニアであるバド・パウエルとサックスの巨人レスター・ヤングにこの映画は捧げられている。
この映画は絶対に1人で観てほしい。なぜ1人なのかって? ラストまで観ればわかります。
1986年製作、ベルトラン・タベルニエ監督。音楽監督は
ハービー・ハンコック。
まず50年代のパリのジャズクラブ”ブルー・ノート”の
雰囲気が堪能できるのがイイ
”ジャズの革命家””モダン・ジャズの開祖”と呼ばれた
バド・パウエルがモデルであり、パリへやってきたこの辺りの
頃は既に全盛期を過ぎ、演奏もバラつきが出てきて
プレイ自体も枯れた味わい。
主演のデクスター・ゴードン自身もパリへ流れたという経緯が
同じだし、この時期は同じくもう麻薬や酒に蝕まれてたようだ。
やはりプロのメンバーの演奏シーンはイイ
説得力が違う。パリでの、ハービー・ハンコック(p)にジョン・マクラフリン(g)、ピエール・ミッシェロ(b)やボビー・ハッチャーソ(vib)という第一線で活躍中のベテランジャズマンを配した演奏は単純に、
ミーハー的に興奮ものである。
このデクスのプレイは溌剌としたキレのある
ジャズではないし、演奏自体決して上手いといえない場合も
あるけど、レイドバックなブロウは独特の味を生み出す。
そう、甘美で哀切のある退廃の味。
ジャズの本質は正にそれだ、と監督はいいたいのだと思う。
バードもそうだったが、
ディルは”客に理解されない風変わりなコード”で
当時前衛的なジャズを生み出してた上に
即興の要素がほかの音楽よりも多くを占めるジャズの演奏は、
本人にとればストレス以上の負荷である、
まさに一瞬一瞬の創造行為。
優れたジャズマンほど一回性を大切にし、やり直しの効かない一回、
一回の演奏に自分自身を惜しげもなく注入しなければならない。
おまけに「モード」を含めた”新主流の足音が
背後からプレッシャーをかけてもいたと思うし。
そしてそれは静かに、そして急速に流れていく死への道程なんだろう。
そのことが、彼のファンであるフランソワの視線を通して
痛切に伝わってくる。
彼を助けたい、でもそのことと彼の「創造」が比例しないと
感じずにはいられない、彼なりの哀切を通して。
やっぱり破滅と引き換えに生まれた音楽はこの上なく
美しく、どうしようもなく惹かれてしまいますね
本物のジャズを知りたい僕のようなヒトは
ぜひ観てほしい1本。
1940年代から活躍しているデクスター・ゴードン。
勝手にビバップ時代のプレイヤーと思っていたが…こんなにモダンなプレーをする人だったとは。
素晴らしいアルバムです、本当に聴かず嫌いで終わらずに良かった!一般的に『Go!』ばかり紹介されるけどこっちのほうがいいじゃん…。
ミディアムな曲が主ですが、新主流派あたりのアルバムが好きな人はジャケットを含め必ず気に入るはず、録音も良いです。それにしても50年代を麻薬でふいにした彼がここまで時代に対応したプレーができたのは脅威。
そういえば輸入盤の方だけ『Kong Neptune』が追加で収録されているので日本盤は要注意!
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