50枚目のシングル「One・Two・Three/The 摩天楼ショー」と共に、モーニング娘。の新時代は幕を開けた。道重さゆみ氏がリーダーとなり、新体制で新たなスタートラインに立ったモーニング娘。は、Hello!Projectの夏公演にてパフォーマンスをファンの前で披露した。今年2012年は、グループ誕生15周年の記念すべき年であり、50枚目のシングルも発表され、それらの話題が各方面で取り上げられていたが、ステージで歌うモーニング娘。の姿からは、そういった感慨に浸る周囲のムードをよそに、新体制での新曲を据え、「今」の姿を自信に満ち溢れた完璧なパフォーマンスと共に披露したのが印象的だった。本作は、そのモーニング娘。が放つ、13枚目のオリジナル・アルバムである。
シングル曲「One・Two・Three」「The 摩天楼ショー」「恋愛ハンター」「ピョコピョコウルトラ」を含む本作は、ラップも取り入れ力強く進行する「What’s Up?愛はどうなのよ〜」、歌詞に深いメッセージが込められた「Be Alive」、「ドッカ〜ン カプリッチオ」はデジタルビートが16連譜で刻まれるスピーディな楽曲、可愛らしい正統派ポップソング「ゼロから始まる青春」、ギター・サウンドを全面的に押し出しロック色の濃い「地球が泣いている」等を収録。他にも道重さゆみ氏をフューチャーした「ラララのピピピ」、田中れいな氏をフューチャーした「涙一滴」、また「笑って!YOU」は9期10期メンバーにスポットを当てた楽曲だ。これまでも数多くの作品を発表し、音楽的にも様々なジャンルを吸収しているモーニング娘。だけに、今作の作風的には聴き手が驚く程の新たな要素は無いが、アルバム1枚を通せば、ジャンルやタイプの異なる様々な楽曲が収録されている。
DVDには、まず現メンバーの自己紹介とインタビュー、そしてジャケット撮影風景を収録。これらのコーナーでメンバーの名前や各人がどういった方々なのかが簡単に判るので、本作で初めてモーニング娘。の作品を手にする方が居たとするならば最適なDVDだ。あと「ウルトラスマート」ツアーの中野サンプラザ公演より、「怪傑ポジティブA」「My Way〜女子校花道〜」が観られる。この2曲は同ツアーのレギュラー・セットリストに入っていた楽曲で、DVD及びブルーレイで発売されたツアー最終日の武道館公演では、特別な演出の為、この2曲は外されていたので共に貴重な映像だ。
「カラフルキャラクター」とは、非常に興味深いタイトルである。これまでも歴代のメンバーの個性が調和し、時代によって様々な色彩を放って来たモーニング娘。であるが、本作のジャケットに登場する、この10人それぞれのカラーが融合し、これからモーニング娘。の歴史に新たな章が刻まれて行く。モーニング娘。として新時代の到来を感じさせたHello!Projectの夏ツアーであったが、本作発表後に行われる現編成で初の全国ツアーでは、新時代が訪れた現在の姿は勿論、その現在は積み重ねられた15年分の歴史の上に存在する事を感じさせてくれるステージになるはずだ。15周年、本当におめでとうございます。
今回の新曲、『ワクテカ Take a Chance』は初回生産限定盤が6種類あります。そして、カップリング曲がそれぞれ違います。 AとBは、田中れいな、佐藤優樹、工藤遥の3人が歌っています!! CとDは、譜久村聖、石田亜佑美の2人が歌っています!! EとFは、道重さゆみ、生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音、飯窪春菜の5人がうたっています!! それぞれのCDの良さがあります。推しメンの曲を買うことを、お勧めします!!
また、衣装はメンバーが普段着ない色の衣装らしいです!! そんな一面も見ることができます。
最近テレビで橋本愛さんをよく見かけるので気になり、買ってみました。
フォトテクニックというだけあり、写真の撮影技術について書いてありますが、私は表紙に自分の好きな芸能人がついていると買うので
中身は表紙な方のページに目を通すだけです。
今回の橋本愛さんも上手に撮られており買って損はなかったです。
他の方についても同じことが言えると思います。
自分の好きな芸能人が載ってたら買うことをお勧めします。
パンティを脱いでそれを履かせた上で逝かせる、というのが非常にこの路線好きにはたまらないものだ。
本作品ではそれが一つしかないが、それだけでも十分に買う価値のあると思う。
言わずと知れたつんく♂が作詞作曲を手がけているモーニング娘。の52ndシングル。 最近のモーニング娘。のシングルの傾向としてエレクトロポップを前面に押し出しているものの、どれもつんく♂ならではの隠し切れない隠し味が散りばめられているのがウレシイ。 そしてJ-POPのお約束、 Aメロ-Bメロ-サビ-Aメロ-Bメロ-サビ-場合によってはCメロ-大サビ の流れをガン無視して感性のままにメロを重ねていく自由さが素晴らしいです。 えーと数えてみると、サビ前にメロを4つ入れている。サビを入れて5つ。 ちなみに前作「ワクテカ Take a chance」はなんとサビを入れて7つ!ものメロを盛り込んで破綻なくダレることなく最後までwktkさせてくれる。 しかし、どこがサビであるのか(つまり、一番盛り上がるところ)はキッチリ押さえている。 私はここが(もとい、ここも)つんく♂のすごいところだと思っているのだけど、ポップスとは、アイドルソングとは、ダンスミュージックとはかくあるものと思って聞いているこちらの思い込みをつんく♂は常にぶち壊してくれる。 歌詞、メロディー、展開、コード進行、全てもっと自由でええねんで!と教えてくれる。
そんな訳で、だいたいつんく♂の曲を聞く最初の一回は何らか衝撃を受けて「何がなんだか分からない…」から→「分からないがとにかくすごく良かった」もしくは「一度では判断しかねる故もう一回聞いてみよう」もしくは「何よこの変な曲はふざけてるの?」を経て→ヘビロテのち「ああ、いい曲、好きだ」に変わっていく。 これを何度も何度も何度も味わいたくてCDを買い続けてしまう。
アレンジに関して、最近はシングルの表題曲は大久保薫、平田祥一郎の両氏が手がけることが多いのだけど、ディスコファンク調の50th両A面シングル「The 摩天楼ショー」でディスコアレンジに定評のある鈴木俊介氏を起用し成功している。 このことから分かるように、曲に合わせてベストなアレンジャーを選別しており、その眼は確か。 今作ではパンチの効いたリズムトラックにピアノとストリングスの音使いが巧みな大久保薫氏が担当していて、これがバッチリ決まり、インストでも楽しめる本格的かつ個性的なEDMに仕上げてくれている。
カップリングにもそれぞれ全くジャンルの異なる楽曲が用意されていて、そのどれもが秀逸。 この一枚で相当楽しめることは、間違いありません。
|