プログレ・ファンなら、A.ホールズワース,J.バーリン,D.スチュワートと言った参加メンバーも、R.ウエイクマン,J.ウエットンのトリオ崩壊後に製作された経緯もご存知でしょう。 良く言われるのは、特異なA.ピーコックのVo。この作品の好みを分ける一番の要素でしょう。私は好き(「X-ドリーム」も必聴)。10なんか泣かせるしね。それと、やはり触れなければならないのは、ホールズワースのギターでしょう。1のソロの美しいこと。他のインスト部分は、イエス時代の「無益の5%」を彷彿させるところあり。全体として、変拍子を駆使したテクニカルなパートは多いけれど、決して聞きにくい訳ではない。 ブルッフォード本人にとっては、過去の遺物かもしれないし、サウンド的にも少し古くなりつつあるかもしれない。しかし、彼の以降の活動を振り返る上で、欠かせない作品。
ビルブラッフォードの初リーダーアルバムです。元々、アートブレーキーやセロニアスモンクが好きという彼だけあって、サウンドはJAZZロックです。 参加メンバーも凄く、A.ホールズワース、D.スチュアート、J.バーリンらが、高い演奏力を聞かせてくれます。また、曲もブラッフォードの作曲能力を活かし、叙情性のあるものから、エキセントリックなものまでバラエティに富んだ良曲が満載です。 唯一、賛否の分かれるのがA.ピーコックのボーカルでしょうか。10などでは良い方に貢献しているのですが、個人的には苦手な声です。 ただ、それを差引いても、星5つをつけれるJAZZロックの傑作アルバムです。
yesのこわれもの、危機、意外で好きなアルバムがこれ。 だけどABWHの曲だけ素晴らしい。トレバーラビンは腕はいいけど90125の曲は別のグループで聞くに堪えない。 やはり師匠は最高だ。 このアルバムの曲のライブがないのが今になってはさびしい。 UnionのDVDは昔の曲ばかりだし。最近ABWHイエス・ミュージックの夜のDVD買ったけど、やはり素晴らしい。 このアルバムの曲があったらもっと良かったけど。
発売前の予告にあったDVD未収録の曲がいつの間にかCDから消えてしまって、がっかりです。
2011年1月6日リリース。録音は1991年11月22日、デンバーのMcNicholas Sports Arena showで収録。ファンのかたは当然ご存知だと思うが、DVDも出ていて、このDVDもスタンダード版と『Limited Edition 1-DVD / 2-CD / 1-Bonus-DVD』というバージョンがある。この『Limited Edition 1-DVD / 2-CD / 1-Bonus-DVD』のボーナスでない方のDVDが完全収録といえるもので、以下の曲が収録されている。
・Firebird Suite
・Yours Is No Disgrace
・Rhythm of Love
・City of Love
・Heart of the Sunrise
・Leaves of Green
・Concerto in D/Clap
・Make It Easy/Owner of a Lonely Heart
・And You And I
・Drum Duet
・Hold On
・Shock to the System
・Solly's Beard
・Changes
・Take the Water to the Mountain
・Soon
・Long Distance Runaround
・Whitefish
・Amazing Grace
・Lift Me Up
・Rick Wakeman solo
・Awaken
・Roundabout
・Starship Trooper
スタンダード版のDVDはCDの内容と同一で全部で13曲が入っている。他のレビューアの方も書かれているが、13曲に絞った意味が不明である。完全版のDVDと同じ内容にすればよかったのではないだろうか、とやはりファンは思うだろう。
ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンというイエスには欠かせないメンバーが入ったライヴで曲の内容も広範囲に及んでいて非常に満足できる内容である。音質も非常に良い。それだけに何故完全版で出さないのか、という疑問が深まってしまう。そこだけが不思議なアルバムだ。
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