昭和63年からスタートした刑事ドラマ「はぐれ刑事純情派」も、今年(2005年)で最後のシリーズになるそうです。 藤田まことが演じる安浦吉之助は、このドラマの中で3つの顔を持ち、そのすべての安浦は魅力にあふれています。(顔1「人情あふれる刑事」・顔2「父=ときに優しく、ときに厳しい、ふたりの娘の父」・顔3「男=さくらのママとの恋の行方は?」) どの顔の安浦も魅力的ですが、娘を見守る「笑顔の安浦」にいちばんの魅力を感じる方も多いでしょう。特に、エンディングテーマとともに流れることの多い「家族団らんの映像」は非常に微笑ましいものです。 目をつぶって安浦一家の笑顔を思い浮かべながら、このCDを聴いてみてはいかがでしょう?
一曲目からノリノリでとにかくテンションが上がります。ドラマは見ていなくても耳にしたことがある曲ばかりです。これを聴きながらだと家事がはかどります。ただ、車の運転しながら聞く方はご注意を!テンションが上がってスピードを出してしまわないように! それほどワクワクする曲の集まりです。 どなたかが書いていましたが続編を期待したいです
「遠くで汽笛を聞きながら」などのアリス時代のナンバーをセルフ・カヴァーしてますが、この二曲のためだけでも買いです。今の堀内の表現力で聴いてください!
80年代から90年代の刑事ドラマの主題歌を集めたCD。
選曲はよかったが、もっと現在入手困難な曲を集め、
値段が高くなっても2枚組にしてほしかった。
一部の曲は収録時間の関係か、TVサイズだったのも残念。
全曲フルサイズで収録してほしかった。
「Gメン’75」は時代から外れており、選曲ミスだと思う。
最初観た時は、地味で暗く、あまり展開の無い刑事ドラマだと思った。 しかし、何話か観進むうちに、下町の淀んだ雰囲気と人情味にすんなり溶け込んで行けた。 犯人との撃ち合いで、先輩の風間を誤射してしまう影山刑事。警察の威信と影山を傷つけないため、胸に証拠の弾丸を抱えたまま摘出を拒否して生きる風間刑事。張り込みや犯人逮捕の折などに、風間が急に胸を押さえて苦しみ出すのが、毎回お決まりのハプニングとなっていた。 庇われていることも知らず、エリート意識でずけずけ物を言う新米刑事と、それを一人前に育てようとするベテラン刑事との対立が非常に面白かった。やがてはそうした先輩の“親心”を知り、ほんの少しずつではあるが風間を尊敬してゆく影山刑事。一言二言、短いやりとりにほろりとさせられた。 そして迎える衝撃の結末。強烈な一瞬間。かなりショックだった。呆然とした。すべてが最終回に向けての伏線となっていたのだ。完璧な最終回だと思った。そのことを、これでもかというくらいに痛感した。 一話ごとに観ると盛り上がりの無いドラマに見えるかもしれないが、全話通して観ると味わい深いシーンが随所に見出せる。これはシリーズとして本当によく出来た作品だと思う。
|