とにかく破天荒、めちゃくちゃ!(笑)
でも、なかなか野ばらワールド全開で面白いです。
文庫判の月刊の文芸誌。ここのところイケメン俳優の表紙が続いたが、今回は堀北真希。映画の宣伝だが、この路線はずっと続くのかな。一本でも小説を増やして欲しいんな。まぁ、毎回同じことを言うのはやめよう。
今回から始まった「文庫グランプリ2012」のベスト40が発表が掲載されている。全国の書店員114人が厳選ということなので、内容は信頼してもいいのかもしれないけど、1位が自社が出している夏川草介の「神様のカルテ」とは...ちゃんと読んでいるわけではないので、私自身も評価できるわけではないけど、第1回から自社の作品を1位にしてしまうというのはどうなんだろうね。公正さを疑うわけではないけど、そもそものこの賞の創設目的から疑われてしまうかもしれない。書店員が選ぶってのもどこかで聞いたような話だしね。
さて、今回面白かったのは、大正時代の北海道の百貨店開店の話を描いた小路幸也の「オールディーズ・ロマンス」。まだ話は序盤もいいところだけど、かなりいい出だし。
ヤンキーとロリータっていう、めちゃかわった友情。これを見て土屋アンナに惹かれました。すごいオーラがあります。見所として、脇役がめちゃ面白い!!桃子(深きょん)のだめオヤジの宮迫、母親の篠原涼子、八百屋の荒川良々、やくざの本田博太朗、おばあさまのきききりん、オカマ店長役の岡部義徳、そしてチンピラ?の阿倍サダヲ!
脇役ながら皆自分の個性を出し切ってる。脇役が主人公の二人をものすごく引き立てている映画! 笑いばっかの青春コメディに思えるかもしれないけど、ものすごくセンチメンタルなシーンがあって…特に誰かの涙シーンには必見!泣けますよ。何回もレンタルしてましたが、DVD買いました!損はなかったぁ…10代は特に見てください!
「世界の終わり」という名まえのお店があったら、ふらっと入ってみたくなる。そんな感じで3年前に観た映画。誰にでもある倦怠感を高橋マリ子さんが演じている。言葉ではなく1つ1つの表情が素敵だな、と思う。日常のつまらなさがわかるから、映画は自分を見ているよう。でも、ビビアンの服は、映画の雰囲気にとても合っているし、サウンドが少ないのもいい。
まず・・・
1. ジャケットで敬遠されてる方 ------ 「何このイカれた感じの二人は・・・??」
2. キャスティングで敬遠されてる方 ------ 「どうせ売れ線アイドルの暇つぶしでしょ。」
3. ファッションで敬遠されてる方 ------ 「何これ!だっせエー!ありえねー!!プッ!」
この三つでこの作品を見ることを敬遠している方々に言っておきましょう。
「絶対に人生損してますよ・・」と。
ちなみに私は、映画の完成度には相当厳しいです・・・僭越ながら・・。まあ私の主観などどうでもいいですが・・・。
自分の頭を、ハンマーで殴られたような衝撃のある作品はそうはありません。
それを感じ取ってもらえる方法は・・・、この作品をとりあえず鑑賞してみることですな。
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