感動しました。
ポリフォニカはタイトルからして神曲奏界となっているだけに音楽がとても重要です。 ですが、この音楽を絵だけで表現するのはとても難しく、正直、どうやって お茶を濁すのだろうかと、そんなヒネた事を考えていました。 ですが、P50〜P51の見開きで主人公のフォロンが歌うシーンを見た瞬間 思わず感動して泣いてしまいました。完璧です。 絵による表現、文章による表現。 その2つが組み合わさって、世界で最も素晴らしい そんな歌を見せてくれました。 マンガの表現で感動させてくれたのはとても久しぶりです。
なお、ストーリーの流れはほぼ原作のゲームのままですね。 この後、どうアレンジを加えていってくれるか、とても楽しみな作品です。
緋呂河とも先生、素晴らしい作品をどうもありがとう!
このキネティックノベルは、ファーストエモーションの後編にあたるので、この評価は
両者を一体として書く。
キネティックノベルとしてはポリ赤みたいにオープニングに凝ってないし、大きい止め絵も
もうちょっと欲しいなあという感じであるし、映像的にインパクトが欲しい場面でも、止め
絵を使っていないところもあって、戦争という重いテーマを扱うには、ちょっと演出に不自由
している感じだ。
でも、話はライトノベルのポリ白同様しっかりしていて、戦争による人間疎外を書けている
し、人と精霊の関係についても、ポリ赤とはまた違った切り口で、精霊契約のはらむ面白さ
を示せていて、プレイ後に満足感があった。
好きなキャラを一人挙げるとするならば、やはりマーヴェラスかな。人間同士の争いから
なんとか距離をとろうとするエターナリアと、深入りしてしまうリシュリーの対比も、
興味深く、そして、哀しい。
一方で、初回特典の中身は、もっと考えて欲しかった。特にインタヴュアー。
平成16年の世となってはだいぶ古い作品ですがその内容はいつ聞いても色あせないものです。例によって詩良し曲良し心和むすばらしい一枚で曲数はやや少なめですが間違い無く価値ある一品となっております。はっきり行って買い。
キネティックのポリ黒版です。ブラックの小説を読んでいる方なら楽しめると思います。マティアとマナガの出会いから小説にちらっと出ているシェリカとの出会いの話です。そしてブラック小説第一巻につながっていきます。声優さんがなかなか豪華だと思います。マナガが大塚明夫さんで雰囲気ぴったりですよ。
|