映画には登場しない“黒幕”Matiiceの圧倒的な力に対し、初めは逃げるばかりだったDarbyが、Grayの力を借りて、少しずつ、事件を解き明かしていく後半が痛快。前半の恐怖=黒から、後半の光明=カリブの海の色へ変わっていくDarbyの心情が描かれていて、良い作品と思います。事件解明の鍵を握る弁護士を知っている、Law Schoolの学生に巡り合ってしまう所が、若干“偶然過ぎる”気がしましたが、Darbyのために許してあげましょう。
本作は様々な要素をあいまいにすることにより
観ている我々の想像の翼を広げてくれる
実に脳に良いサスペンス映画となっております。
(主人公たちはCIAに操られた存在なのではないか?など。」
現実において、全てを完全に解明することは至難の業であることを考えれば
本作にはある種のリアリズムが宿っているといえるでしょう。
作品自体はとてもうまくまとめてあって素晴らしいと思う。けれど、DVDの仕様はちょっと考えものだ。今どき両面・1層ディスクなんて信じられない。作品の途中でディスクを取り出し、ひっくり返さないといけないなんて、自分が買ったDVDでは初めての経験でびっくりした。まるで両面自動再生の出来なかった初期のレーザーディスクプレーヤーで観ているかのよう。これから購入しようとしている方のためにも、是非、片面・2層ディスクで発売し直してほしい。ディスク仕様のせいで、星3つにせざるを得ない。
. Having read the book shortly after it first came out, it was so gripping that I stayed up all night just to finish it--literally unable to put it down. It was so good that I purposely put off seeing the film when it came out years after. And finally watching it only confirmed how superior the book is. 英語の得意な方向きです。 .
john grisham を最初に読むのなら、一番いいかも。法律用語たる専門用語も少ないです。文体が印象的でした。
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