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表紙の千鶴にやられて購入しましたw
内容としては描き下ろしのキャラ単体の絵7枚とゲーム中のスチル6枚が入っています。
 
 描き下ろしの方はカズキヨネさんでは無く別の方のイラストですが
 こちらも綺麗な仕上がりになっていて個人的には良いと思いました。
 千鶴・斉藤・ちー様のイラストが特に好きですw
 
 サイズ的に手頃だったので卓上を選んだのですが
 飾るスペースに余裕のある人なら壁掛けの方が満足すると思います。
 ※壁掛けはかなり大きめのサイズです
 
 ショップによっては中身を確認出来るところもあるみたいなので
 検討している人はまず実物を見てから決めた方が良いと思います。
 
 
   
谷川俊太郎の詩に林光が作曲した「ほうすけのひよこ」がすばらしい。間に鮫島さんの詩の朗読が入ります。歌詞が日本語だから言葉の一粒一粒まで伝わります。ドイツ人がシューベルトの冬の旅を聴くときもこんな感動を味わうのですね。
 三好達治が大好きなのですが、香月修作曲の「甍のうえ」と「乳母車」が入っています。この曲はいろんな人が曲を付けています。Lieder Nach Texten von GoetheというCD10枚のセットが出ていますが、三好達治の詩による歌曲集なんてどこか企画してくれないでしょうか。
 
 普段あまり聴く機会のない日本の芸術歌曲。このシリーズは最後の一枚を除いて品切れになっています。歌曲は人気がないのでしょうか。ドイツ・リー トを聴く人も日本歌曲はあまり興味がないのでしょうか。でも、歌詞の意味が分かり、ちょっとしたアクセントの付け方で歌手の表現したい感情が手に取るようにわかる。日本歌曲の良さだと思います。ボックスセットで再発売してほしいと思います。
 
 
   
ある日突然、幼い娘が身体に変調をきたした。言うことを聞かず食事も満足に取ろうとしないのを皮切りに、
 手指の自傷、臀部を左右に振る奇妙な歩き方、赤いポストや物音に対する過剰な反応。
 そして夜毎の下顎の痙攣と、舌の咬傷。
 
 当初は心因性のものと考えていた両親も、症状の激烈さにただ事でなさを感じ、
 近所の診療所、救急病院と駆け回るが、正しい診断が下されないまま無情に時間だけが過ぎていく。
 
 やがて行きついた大学病院で、怖れていた診断が下る。
 
 破傷風。
 
 即座に治療が開始されるが、娘はわずかな物音で頻回に激しい痙攣を繰り返し、
 呼吸困難からチアノーゼをきたす。
 そばに付き添う両親は寝る間もなく看護に明け暮れ、
 自身も感染しているのではないかという恐怖感から次第に精神を病んでいく。
 
 日本ではほとんどお目にかからなくなった病気だが、途上国を中心に年間5万人程度の死者を出す破傷風。
 その死亡率は現在でも50%にのぼるという。
 破傷風という病気に対する生々しい知識を得られるのもさることながら、
 幼い子どもを病魔に蝕まれる両親の悲嘆や諦観、さらには極限状態における病的精神にまで踏み込んだ
 鮮烈な作品。
 
 
   
ふくろうくんのやっていること、子供の頃、自分もやったこと、考えたことだなぁ、とどのお話を読んでも思いました。アーノルド・ローベルのお話は、自然とともにある、と感じます。生き物たちの話なのに、自分たちにも経験できそうなことであふれている。子供と読んでいて、
日常の出来事の中で、「今の僕、あのお話のふくろうくんみたい!」と感じたり、今度、同じことをやってみよう、と思ったり。刺激があふれる今に、ほっとできる一冊です。
 
 
   
ちょっと黒人ぽいというか、日本人女性ジャズ歌手にありがちな語尾を伸ばし、鼻にかかった歌い方をしないといころがいい。かわいいだけの女性ジャズシンガーが多い中で、久しぶりの本格派である。選曲も、セロニアス・モンクの「ニカズ・ドリーム」、「ラッシュ・ライフ」コルトレーンのバラードで有名な「セイ・イット」など、粋な選択。これからが楽しみな歌手の一人(松本敏之)
 
 
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