この作品の脚本家・城のぼるはどの検索で調べてもこの「刀を抜いて」しか出てきません。 でも実はこの城のぼるは故・岡本喜八監督のペンネームです。 東宝の次郎長三国志シリーズで故・マキノ雅広監督に助監督でついた岡本監督が師匠のために会社を飛び越えて協力したコラボレーションなのです。 残念ながら岡本監督は生前あまりそれを公言しませんでしたが、これは紛れも無い事実でこの作品を楽しむ一要素になるでしょう。 岡本監督はこれで九ちゃんを気に入り後の作品でお婆さんの役で起用しました。 ぜひ広がる喜八ワールドを楽しんで下さい。
大漢和辞典というすごい辞書を30年かけ、戦火で版が燃えてしまうなど、多くの試練を乗り越えて作り上げていく諸橋先生と鈴木一平社長、その家族、日本人の本当の力がここにあるような気がします。あらためて、推薦図書として子どもに読ませたいです。
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