Streams of Whiskey: Live in Leysin, Switzerland 1991
今更、なんだかよくでどころのわからない、1991年7月、スイスのLIVEだそうです。SHANEが歌いだしを間違えたり、酔っ払ってんのか、オイ、と思うほど・・、海賊版に近い内容です。それでも、「SUMMER IN SIAM」「YEAH YEAH・・・」が聴けたりと、酔っ払って聴くには最適な、そして、いかにもポーグス的なアルバムかも。。。
シェイン-ザ・ポーグス:堕ちた天使の詩 [DVD]
ポーグスのフロントマン、シェインマガウアンの半生を描いた’01年のドキュメンタリー作品。シェインファン必見の作品である。
映像や本人の発言を通して狂信的ともいえそうな愛国心、アイリッシュとしての強烈な誇りが見て取れる。そして両親等の証言を通して、生まれ故郷アイルランドでの生活、移住したロンドンでの挫折、精神病院への入院、ついには12歳のときドラッグ使用により退学しなければならなかったことが明かされていく。そして彼はパンクの世界へ入っていくのだが、それは同じアイリッシュであるジョニー・ロットンによる反英感情の強い歌の影響だったと明かされる。
シェイン・マガウアンはアル中でトラブルメーカであるが、彼の書く作品は不良のおとぎ話のような詩とアイリッシュフォークを基調とした曲による美しいものである。この作品で彼の半生を知った後の感想は、まさに『堕ちた天使』シェイン・マガウアンである。今度はポーグスの曲をボリュームを落として聴きながら、もう一度見ることにしよう。
Rum Sodomy & The Lash
このアルバムはヤバイっす!1~12曲目まででお腹いっぱいなのにボーナストラックが6曲も入ってます!リマスター版ではない方をすでに持っている方にもお薦めです。シェインの歌声と一つ一つの楽器が完璧にマッチしてギネスも進む進む!1曲1曲大切に聴きたいアルバムです!Dropkick Murphys,Flogging Mollyを聴いていてこのバンドを聴いたことない方(そんな人いないと思いますが・・・)絶対必聴です!大名盤です!
Pogue Mahone
昨年秋にポーグスの作品がリマスター&ボーナストラック追加でリイシューされると知り、首を長くして待ってましたがこれほどのクォリティとは思わなかった!丁寧で気前のいい、素晴らしいプロダクションです。
本作ではシェーンの歌声が(アルコールによって)トーンダウンした印象だったのですが、今回のリマスタリングで演奏がグンとパワフルになった分でカバーできてるんじゃないかと思います。
それから強調したいのはシェインの書く曲の良さが以前にまして前面に出ていること。音圧がアップしたからなのか、とにかくリマスターのありがたみムンムンっす。トラッドのカバーもあるんですが、白眉はやっぱりタイトル曲やシングルになった美しい「夏の日のシャム」か。牧歌的な開放感のある印象がありますが、「ヘルズ・ディッチ」の歌詞なんかの危うさもシェインの魅力のひとつ。
聴いたことない人は是非聴いてみて下さい。どのアルバムから聴いても、ハズレはない集団ですから。
それから今回のシリーズでは、あまりお目にかかれなかった写真もブックレットで楽しめます。これも嬉しい。
REC[レック:ザ・クアランティン] 2 ターミナルの惨劇 [DVD]
良くも悪くもゾンビ映画のテンプレート的なできばえ
斬新、または驚くような展開もないが
それなりに最後まで緊張感が続くので
オリジナルの2よりかは楽しめた