カリフォルニケイション
ギタリストのジョン・フルシアンテ復帰作「californication」は新たなチリペッパーズを予感させる一枚であった。「blood sugar sex magik」にみられるようなファンキーな力強さはこのアルバムでは弱まり、逆にメロウなスローバラードが作品の軸になっている。昔と比べてメンバーたちも成長を遂げたのだろう。アンソニーの歌詞は深みとともに、素直なフレーズがみられるようになったし、ジョンは音楽がまたできることを本当に喜んでるみたいだ。個人的に好きなのは2の「parallel universe」そして6の表題曲だ。2は途切れることなく刻まれるベース音がかっこいいと思う。6は歌詞が特に好きだ。
中国からの霊能力者が心の意気を奪おうとする
スウェーデンの少女、銀幕の引用を夢見てる
そんな夢がみたいなら、それはカリフォルニケーション
世界の果て、そして全西洋文明も
太陽は東から昇るかもしれないが、やがて最終地で沈む
最初にうまれたユニコーン
ハードコアなソフトポルノ
カリフォルニアは彼らの原点であり、アメリカの原点でもある。レッチリにとってこの「californication」が大きな前進であることはたしかだ。
Shadows Collide With People
シンガーソングライターjohn frusciante
現在最強のジャムバンド?red hot chili peppersの
ギタリストと言うイメージの強い彼だが
今回のアルバムで完全に一人のシンガーソングライター
としての才能を開花させたかに思える作品である。
今までの狂いっぷりは無いものの、楽曲としての完成度は
最近の凡百のアーティストとは比べ物にならないくらいだと思う
コーラスワークも見事だしサポートで参加したチャド&フリーも
ジョンのオリジナリティーを殺さず、彼の力を最大限に引き出している
素晴らしい演奏。
このアルバムはシンガーソングライターのあるべき姿を見せられた一枚
であると同時に、john fruscianteが一人の人間が常に進化していると言うことを実感させられるアルバムだ。素晴らしいの一言
スカー・ティッシュ―アンソニー・キーディス自伝
クスリ、セックス、パーティ&ステージ ミュージシャンの自伝としては普通の内容。ジャズマンの話しの方がもっと刺激がある。出版社はアンソニーの名前で出せばカネになると思ったんでしょう。ジーン・シモンズの自伝の方が面白かった。
OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE (オマー・ロドリゲス・ロペス & ジョン・フルシアンテ)
二人とも大好きなギタリストだったので購入。
少しでもギターをさわったことのある人なら、
ぜひ聴いてほしいと思います。
ジャンルは違いますが、昔初めてエイフェックスツインの
セレクテッド・アンビエント・ワークスを聴いたときのような気持ちになりました。
ジョンがレッチリを辞めたのも、これを聴くとなんとなく気持ちが解ります。
ポップミュージックのフォーマットにならった作品に食傷気味の人にはお薦めです。Original Delta BluesYip Jump Music (Dig)エッセンシャル・レナード・コーエン