チキン 第二部 狛江愚連隊篇
喧嘩・暴走・少年院・・・私には想像もできない世界。
でも、大切な人を守りたいって気持ちはわかる。
闘争本能の塊のような生き方しか知らなかった著者。
だからこそ、いま語る言葉に重みがある。
遠回りをしてきた。だからこそ魂が宿っている。
一杯傷つけ、一杯傷ついてきた。
だからこそ、命の大切さ、仲間の大切さを語る
著者の言葉が響いてくる。
チキンに引き続き、チキン第二部狛江愚連隊篇も
購入して良かったです。
チキン
映画『ドロップ』で水嶋ヒロが演じた井口達也という人物。
実在しています。
この本は、その井口達也の『ドロップ』前の人生の話です。
不良って何なんでしょう。
井口達也は、人間としての魅力に溢れています。
不良じゃなかった人、文芸作品が好きな方、
『ドロップ』を知らない方にも、是非お勧めです。
飾らない言葉達が、あなたの隠れた感性を刺激しますよ。
魂を揺さぶられます。
百聞は一読に如かずです。
Wonderful Colors
6曲だけのミニアルバムですが、一曲一曲の完成度が高いので、
「物足りない・・」という感じはあまりしません。
ボッサやジャズなどの、今まではなかった新たなジャンルにも挑戦していて、とても新鮮です!特にボッサは真夜さんの透明度の高い声にピッタリとハマっていると思いました。
ラスト曲の「手紙」は岩崎宏美さんに提供した曲をセルフカバーしており、岩崎宏美さんとはまた違った、真夜さんらしい表現力で見事に歌いこなしています。歌詞が特に良く、何度聴いても涙が出そうになります。
ディキシー・チキン(紙ジャケットCD)
73年発表の3rd。他にも魅力的なアルバムがあるものの、やはり代表作と言えばこのアルバム。とにかく粘りに粘った土臭い演奏とヴォーカルが最大の魅力で、あまりの粘度のためファンキー!!と単純に言い切れない独特のノリがある。このノリこそがフィートの聞くべくところだと思う。
1.も2.もビル・ペインによるピアノが独特のグルーヴをつくり出していて気持ちいい。特に後者にはローウェル・ジョージの渋いスライドが決まる。3.はリンダ・ロンシュタットでも有名な曲。黒人音楽を独自に血ゃ肉としたかなりアクの強いグループながら、それだけに唯一無二の存在。文句なしの歴史的名盤!!