医龍 21 (ビッグコミックス)
いよいよ、本シリーズも終盤戦を思わせる今巻。
野口教授の手術をベースラインに、それぞれの登場人物達の想いが
交錯していく。伊集院と荒瀬、朝田と藤吉、朝田と加藤…それぞれが
本音をぶつけ合い、そしてチームが再結集していく。
そして野口教授の手術当日…張り巡らされた伏線が一気に起動
していく予兆…。停滞していたストーリーが一気に終局へと
終息していくスピード感を期待させる今巻です。
レモンエンジェルプロジェクト キャラクターソングシングル(3)Smile means love/風のように
さて、曲は知ってたのですが持って無かったので購入した次第。
こういう曲をちゃんと聴かせられるのは、やっぱり上手いんだと思います。
もっとバラードを歌って欲しいのですよ、茅原先生。
ところで、平間さんの方は初めて聴いたんですが、イイねコレ。
綺麗な声と素直な歌い方と爽やかな曲がマッチして好印象。
あまり上手くは無い様ですが、好印象。
全然勘定に入れて無かったのでちょっと得した気分です。
欲を言えばこの曲、もっとアコースティックでも良かったかな、と。
まあヘビーローテリストにはもう入れたんですけどね。
そうだ!久し振りにつじあやのを聴こう。
長ぐつをはいたねこ (ミキハウスの絵本)
『数多くの困難や課題が待ち受けているであろう21世紀』を生きねばならぬ孫たちに、創意工夫で、したたかに生き抜け と、伝えたく、この本を選びました。
『どんな局面にあっても、挫けることなく、絶望することなく、知恵を巡らして最大の努力を怠るな』、さすれば、明るく豊かな未来が拓けよう・・・
と、伝えたく・・・
『人生の知恵が、散りばめられた絵本』と、思う。
挿絵は、くどく、重く・・・ 好嫌 分かれそう・・・
私は・・・モチョット、明るく軽いタッチのメルヘン調がいい・・・
レモンエンジェルプロジェクトオープニング・テーマソング 「Angel addict」
ストーリーがご都合主義でつまらない、歌モノなのに歌が下手などの酷評をあちこちで受けているこのアニメですが、私は意外に好きでした。
特に、このオープニングと最終回に流れた挿入歌「NEVER GIVE UP」はノリもいいですし、ヘビーローテーションで聞かせてもらっています。
主役を演じたしほの涼さんは、声優としてはこれからに期待ですが、歌は独特の声質のおかげで、聞き様によっては色っぽさが感じられてグッと来ます。
単に上手なだけの歌や流行モノに流されるぐらいなら、この歌の方がよほど聞き甲斐があるのではないでしょうか。
松本清張ドラマスペシャル 砂の器 [DVD]
オン・エアを見ました。過去に何度も映像化されている砂の器。今回の作品の特徴は若手刑事、吉村の戦争体験が犯人に疑惑を抱くきっかけとなる事、事件解決のきっかけを次々と作る女性新聞記者、山下洋子を登場させた事。社会的影響、原作者側の意向で、親子が村をおわれた理由は書き換えざるを得ず、その動機の部分と描き方に弱さを感じるのは確かだ。
しかし、松本清張の原作を充分いかしながらも、『2011年度版・砂の器』のテーマは『決して変える事の出来ない「宿命」ではなく』、『忘れる事の出来ない絆、「永遠」の愛である』。テーマと共に物語のキーとなる曲名も「宿命」から「永遠」に変わっている。どうか原作や過去の作品にとらわれず、この作品を見てほしい。起きる事件の大筋は同じでもテーマが違うのだ。映画版は素晴らしい。それはまぎれもない事実だ。
『2011年度版・砂の器』は「個食・無縁社会・孤独死」という言葉を含む現代社会に、「絆・縁・愛」とは何かを問い掛け、罪の意識と愛別離苦を乗り越えて「新しい絆」を持ち始める若い二人は、「2011年3月11日以降の日本」に「希望」を与える。
動機と砂の器というタイトルの意味する部分の描き方が弱かったが、俳優陣の演技力で「星4」、見る価値は充分ある。