自転車少年記 [DVD]
関東その他地域で06'11/23に放送された青春ドラマ。
本人達も強調するほど強く人間臭さが描かれている。
草太(丸山隆平)と昇平(安田章大)の喧嘩のシーンなどは迫力があり、見応え有り。
甘酸っぱく、切なくもあり、和やかに暖かくなれる作品でもあります。
狂言集 (新編 日本古典文学全集)
大蔵流茂山千五郎家の現行詞章です。
大蔵流の狂言台本といえば、1642年の虎明本(大蔵虎明『狂言之本』)が底本となっております。そもそも、狂言台本は、それぞれの流派で句章あるいは演出が少しづつ(あるいは大幅に)違いますが、同じ大蔵流でも、山本家詞章と茂山家詞章では違いが見られます。
本書の特徴は、狂言台本他書に類を見ない読みやすさにあります。虎明本からの伝統なのか、台詞カギ括弧を改行なしで続けるもの(例:主人「ヤイヤイ太郎冠者おるかやい」太郎冠者「ハァー」主人「いたか」太郎冠者「お前におりまする」主人「念のう早かった」)が散見され、この組み方だと非常に読みにくいところ、当書は一人ひとりの発言がきちんと改行され、しかも二色刷りで印刷されており、また活字組みも余裕をもたせたもので、たいへん読みやすいところとなっております。
また、註釈も充実しており、聞き慣れない古語にたいしても、説明が短く済むものであれば重複を厭わずに註がつけられています。また、分からない語句の説明だけではなく、曲に内在する思想が説明されていたり(『武悪』など)、当代の登場人物例えば法華僧についての記述があったり(『宗論』など)、演技する際の心構えが、名人たち――茂山千五郎、千作、先代の方々だけではなく、大蔵流山本東次郎さんや和泉流野村万作さんなど――の著書から引用されていたり(多数あり)、実に丁寧に作られているのがわかります。註釈内も二色刷で、本来の註釈は黒、思想説明や引用は臙脂で記述されています。
いっぽう悪いところ……というほどでもないのですが、若干不満な点もあります。
それは、収録曲が三十八番と少ないところで、残念ながら『止動方角』『蝸牛』『鎌腹』『くさびら』などが入っていません。当書は全集の中の一冊ではあれ、難しいところでありましょうけれども、この小学館版『狂言集』の丁寧なていで、岩波書店から刊行されている『狂言集』(日本古典文学大系42、43)くらいの量がある曲集を出していただければ、狂言好きの素人としては本当にありがたい。随喜の涙です。
五十てんでに芋茎の功徳、まった有難ければ随喜のnandaとも、涙とも。
0号室の客 DVD-BOX1 (3枚組)
人に点数をつける不思議な機械がある0号室で巻き起こるドラマ。1st Story嵐の大野智、2nd関西ジャニ∞の丸山&安田は、点数によって立場が逆転、一喜一憂、修羅場に。3rd、news加藤成亮は心あたたまるストーリー。それぞれ、1回15分で3〜4話。その短い中に凝縮されたドラマは、見ごたえのあるものに仕上がっている。ジャニーズ・アイドル、あなどれない演技者である。
特に1st storyの大野智が、いい。普段は、TVのバラエティー番組で、ほんわかした姿しか見れない彼が、鼻持ちならないエリート・サラリーマンという設定は意外だし、低い点数に驚きとまどうシーンのオーバーアクションなどは、コメディーなのかと思ってしまう程。そして、そのあと展開する、シリアスなドラマに引き込まれる。演技の引き出しの多さに感心します。やっぱり彼には、どこかにスイッチがあるのかなぁ?と思ってしまう。役者スイッチ、歌って踊るアイドルスイッチ、アーティストのスイッチ、etc。
このドラマでは、嵐の歌う主題歌もミステリアスな雰囲気をかもし出し、見終わったあとの余韻にひたるのに一役買っていると思うのですが、歌のはじまりの大野ソロが、また、いい。
実は1st story、TVオンエアを見た時は、よくわからなかったのですが、DVD化で追加シーンもあったようで、とっても分かりやすく、考えさせられるドラマに仕上がっていると思います。途中に挿入されている「esの実験」も考えさせられます。
深夜に放送された15分ドラマとあなどるなかれ、ストーリーも練り上げられてるし、役者も良いし、どれも最後は、心あたたまる結末で、繰り返し見たくなります。
ぜひ、一度見て欲しいです。おすすめです。
ROMES 空港防御システム [DVD]
本編が原作の要素を取り入れつつ、NHKらしく?
綺麗にまとまっておりますのは既に本放送をご覧になった方はご存知だと思いますが。
なんといっても映像特典!!
私は原作のファンで、
このドラマで初めて主演の大倉くんと安田くんの事を知ったのですが
とても可愛らしい^^
それにインタビューに答える2人を見ていると
ドラマで信頼関係? を得られた成嶋さんと砂村のその後の仲の良い様子が見れたようで
2度美味しい。
原作のシリーズはまだまだ続いておりますし
是非続編第2シーズンを期待したいです。