会社四季報CD-ROM2007年2集春号
四季報のデータが良い悪いという事は、皆さんもご存知だと思いますので、驚いた機能に関して一筆させていただきます。
2006年度版以降全く改善されておらず、不満のある機能があります。
それは、05年春号を買ったときは、スクリーニングの結果をエクセルにコピーし、並べ替え等も簡単にできたのですが、なんと結果をコピーできないように余計な機能が追加されていることです。例えば、連結でない会社で会社価値を計算したい場合等に、うまく単独のものだけ抜き出せないんですよね。それ以外にも例えば、並べ替えがうまくできなかったり、エクセルにコピーできれば、ちょっとしたシュミレーションも簡単にできるのに、コピーできないせいで、とてつもなくめんどくさいです。色をつけて管理したり、月ごとのデータを取っておいて、時価の変化をみたりするといった比較もできなくなってしまいました。なんでこんなひどい事をするのか?と思ったのは私だけでしょうか?
取り扱い説明書は、どんどん親切になっていますが、ユーザーの声をもっと取り入れ、使いやすさに真剣に取り組んでいただければと思います。
メニューバーの過去というボタンをクリックする事で、過去3期分、タブ機能で四季報の記事を見れるのは便利。コレ一つで、コメントがどう変わってきたかわかるのが業績の変動をつかむのに役に立ちます。
新規上場実務ガイド
IPO(株式上場/株式公開)の本はたくさんありますが、どれも中途半端でわかりにくく、仕方なく2〜3冊定期的に買っていました。
でも本書を書店で発見し、中身を見てビックリ!
知りたいことすべてがわかりやすく網羅されていました。
それもそうですよね。証券会社、監査法人、証券印刷会社、信託銀行、IRコンサル会社が結集してこの本を執筆してるんですもん。その手があったか、という感じです。
「使える本」として超お薦めです!
新規上場実務ガイド
会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます! (アスカビジネス)
M&Aに強い会計士とマーケティング・コンサルの組み合わせ
らしくビジネスモデルのトピックと上場に関する視点がバランス
よく織り込んである。
物語としても展開がスピーディーで面白い。
簡単に読めてしまう・・・がしかし
業態によって取るべき戦略、強み・弱み・・等、
ビジネスの勘所をストーリーの中に組み入れている。
誰も欲しがらない会社で働いているのか?
社長は「何歳までにいくら貯めるのか?」を考えなくてはいけない!
事業継承とは、いかに事業を受け継いだ人が、残りの人生を幸せに
過ごせるかが大事!
社員全員が「儲け」を意識せよ!・・単刀直入でハッとさせられるフレーズも多い。
少なくても会社の売り方、買い方、上場の仕方・・・アウトラインは速習可能!!