君よ知るや南の獄 上
ゲイ雑誌の教祖こと田亀源五郎先生の大作、毎回、実に鬼畜なお話で定評のある先生の作品らしく今作も凄い事に、、、敗色が濃くなる戦時下、アメリカ軍の捕虜となった日本軍兵士達、劣悪な環境の中、仲間の1人が熱病に犯される、ワクチンを手に入れる為に隊長自らが、その実にいやらしい体をアメリカ兵士に差し出す事に、、、凄すぎます、もう、許してーという位に搾乳されちゃったり、処女を奪われたのは昔の話、どんどん拡張されちゃったりと鬼畜色はかなり濃い目、屈辱に耐えていたのが、元々の精力絶倫が祟ってノンストップ状態に、先生にしか描けない作品ですねー。
田舎医者/ポチ
今までの田亀作品と比べると盛り上がりに欠けるというか、
個人的には、もう少しエグくなってほしかったと感じました。
初めて見る作品も多かったのですが、タイトルにもある田舎医者はよかったです。
君よ知るや南の獄 下
後半に入り、鬼畜色は更にエスカレート、壮絶です、仲間を助ける為にその実にいやらしい体をアメリカ兵に差出した日本軍人の隊長のお話、鬼畜と屈辱プレイの数々ですっかり、自分ではもてあます程にいやらしいオカマちゃんに、そこに愛はあるのか?衝撃の結末の末に月日は流れて、、、先生ならではの作品でしたねー、予想外のラストが実に印象的、先生の作品のファンという方にはお勧めなのですが、ボーイズラブ好きな女子には激リアルできつすぎるかも、、、?。
田亀源五郎禁断作品集
決して犯罪は犯さぬように。家宅捜索で見つかったら「残虐嗜好アリ」のレッテル貼られること必至。発禁になっちゃう。清く正しく生きましょう。そしてこっそり田亀作品を愛でましょう…この作品は、人はどこまで残酷になれるかを描くと共に、作者が自分の生み出したキャラクターをどれだけ突き放せるかに挑戦したもの。読後のハンパないカタルシスを是非。。
ウホッ!!いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト
* 第1部「君にニャンニャン」(けいせい出版1986年 単行本)
1. ちび薔薇行進曲(薔薇族1985年7月号)
2. 俺のオナニータイム(薔薇族1985年11月)
3. やりすぎたイタズラ(薔薇族1982年12月号)
4. 裏切り(薔薇族1984年4月号)
5. 兄貴が好きなんだ!(薔薇族1984年12月号)
6. 海から来た男(薔薇族1984年12月号)
7. 刑事を犯れ(薔薇族1982年10月号)
8. 真夜中のノック(薔薇族1985年3月号)
* 「兄貴にド・キ・ド・キ」(けいせい出版1986年 単行本)
1. ぼくらのスゴイやつ(薔薇族1984年10月号)
2. 夏色転校生(薔薇族1983年10月号)
3. 男新次はつっ走る(薔薇族1984年7月号)
4. 華麗なる復讐(薔薇族1985年10月号)
5. 美しき野獣(薔薇族1986年3月号)
6. 男狩り(薔薇族1983年4月号)
7. 薔薇族かくれんぼ(薔薇族1983年3月号)
8. ハレンチ教師(薔薇族1985年2月号)
* 「ワクワクBOY」(けいせい出版1988年 単行本)
1. 僕の性活論(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
2. BOY+愛^2(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
3. マゾの快感(よろこび)(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
4. 荒野の果て(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
5. 僧衣を脱ぐ日(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
6. 男の約束(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
7. 男たちの夏(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
8. 絆〜きずな〜(単行本「ワクワクBOY」初掲載)
* 単行本未収録作品
1. ひとつの青春が終わった(薔薇族増刊号1983年春)
2. 地獄の使者たち(薔薇族1983年7月号)
3. 教育実習生絶頂す(薔薇族増刊号1983年夏)
4. 宿直室を襲え!!(薔薇族増刊号1983年冬)
5. 快楽の罠(薔薇族1984年1月号)
6. 死のロンド(薔薇族増刊号1984年春)
7. 熱きライダーたち(薔薇族1985年4月号)
8. 湯けむりの中で(バラコミ2号 1987年)
9. くそみそテクニック(バラコミ2号 1987年)
10. 俺がいちばんセクシー(バラコミ2号 1987年)
11. 疾走する獣たち(小説薔薇族 1987年)
今、エロ本を求めてAmazon.co.jpを全力疾走している僕は、会社勤めのごく一般的なサラリーマン。強いて違うところあげるとすれば、男に興味がないってとこかナ。そんなわけでいつも通りAmazon.co.jpにやって来たのだ。
ふと「この商品を買った人はこんな商品も買っています」を見ると、「マンガ家と作るBLポーズ集 ラブシーンデッサン集 (CDデータ付)」があったんです。「クリックなか見!検索」を見ると、そこにはさまざまなラブシーンが描かれていたんです。あまりの凄さに即注文。届いたらすぐに読み、CD-ROMも見てレビューを書いたんです。
そしたら想像もしなかった「このレビューが参考になった」の数に驚き、BLってどういうものなのか興味が湧いたんです。でもBLって今まで読んだことないし、有名な著者は誰なのかも知りませんでした。そのときふと思い出したのが、ちょっとワルっぽい自動車修理工の阿部高和さん。そう、「やらないか」の人です。検索したら、見つけられました。
すぐに注文を出そうとしたのですが、値段がエロマンガ5冊分。どうしようか迷っていたら、表紙の兄キが目で訴えてくるんです。
買わないか
そんな目で見つめられたら・・・思わず注文したんです。
注文してから届くまでの1週間は気が気でなかったんです。そして昨日届き、ドキドキしながら手に取ってみたんです。
すごく・・・厚いです・・・
576ページ。サイズはA5版。厚さ約4cm。単行本3冊+単行本未収録が11編とかなりボリュームがあります。絡みは男男が基本ですが、意外にも男女もありました。
読んでて気づいたのですが、山川純一氏の描く男性の目って少女マンガ家が描くような目をしているんですよね。それなのに体は力強いタッチで描かれており、筋肉で引き締まっていて凄く男らしい。その絶妙なバランスがこの作品を魅力的なものにしているのかと思いました。
ストーリー展開や落ちのつけ方も秀逸で、想像の遙か上を行っていました。あと肝心のブツですが、ハッキリと台詞で確認できるのは長さ20cm、24cm、23cmと平均以上のモノ。こんなに大きいと貧血を起こしてしまうんじゃないかと要らぬ心配をしてしまいました。
生憎自分はノンケだったようで、この本を読んで興奮することはなかったです(よかったー)。しかし先にも書きましたようにストーリー展開や落ちのつけ方、キャラの描画は秀逸ですので、男女問わず一読する価値はあるかと思いました。