Discover URC
URCレコードといえばあのはっぴいえんどや早川義夫等、70年代のリアル・フォーク&ロックの個性溢れる逸材を数多く輩出した日本のインディーズ・レーベルの元祖とも言える存在だが、今回、今の日本のJ-POPシーンで活躍する16組のアーティストが、URCの名曲の数々をCOVERしたアルバムが企画された。有名どころでは忌野清志朗の歌う高石友也&ジャックスのカバー「明日なき世界」や、ウルフルケイスケの「流行歌」(加川良)、夏木マリの「鎮静剤」(高田渡)なども収録されているが、より面白いのは、今の若手インディーズ・アーティストたちによるCOVERである。中でも聴きものはディラン・セカンドの「プカプカ」を歌う大西ゆかりと新世界、金延幸子の「空はふきげん」を歌う空気公団、友部正人の「もしもし」を、アイリッシュ民謡風にアレンジして歌うLOUなど、女性アーティストのものがアレンジ、解釈が斬新で聴き応えがあった。それにしても、URCのどの作品も歌詞に一本ピリリと筋が通っていて、素晴らしい作品ばかりだと再認識させられた。当時のURCのオリジナルを知っている人も、全く知らない若い世代も、両方の世代が楽しめる、聴き応え十分のCOVER集となっている。企画者に拍手を送りたい。
武刃街 (BUJINGAI)
今までのゲームでは見たことがない、剣と剣とを交えるアクションが最高です。
簡単な操作でド派手な動作につながるので、初心者でも楽しくプレイできると思います。
難易度も四種類あり、アクションゲームが得意な人もそうでない人もやり込めるゲームです。
テック ポータブルハンディスキャナー hidescan
ハンド・コピー機は、ハードで(紙に)コピーしていた頃からの非常に永いつきあいです。ソフトでスキャンするようになって、一度高い買い物をして失敗しましたが、本製品は、利用方法も全く簡単で、写りもよく、この価格では文句がつけられません。仕事柄、本や雑誌を見開きでスキャンすることが多く、この場合には、100円ショップで、「プラ板」などといったA4の透明の工作用具を買って下敷きに使うと、非常に便利です。必需品ともいえます。
hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~
紆余曲折あったけど、どうやらXは本当に活動を再開させるらしい。
しかし自分の見る展望としては、かつてのような過激で情念的なサウンドを緩いJポップ界に送り込んでくれるようなことはないだろうと思っています。
それはもちろんYOSHIKI自身のパーソナリティの変貌も原因ではあるけど、もっとデカイ決定的な要因がある。書くまでもないでしょう。
今のJポップシーンにHIDEのような存在がいないのは非常に嘆かわしいと思います。
彼はそのユーモア溢れるセンスを分かりやすくリスナーに届けてくれた。
限られた箱庭の中での自己満足に浸るスノブをあざ笑うかのように、インダストリアル、パンク、ミクスチャーをこの日本で100万以上売ってみせた。
そして聞き手側に湧く感情はやはり単純で純粋な満足感であり、「HIDE大好きだ」というシンパシーであると思います。
ファンは怒るかもしれないけど、彼はJロックというよりはJポップ、もっと分かりやすく言えば、
「今、日本で聴かれている音楽」の作り手であることに極めて自覚的であったように私は思います。でなければこんな音は作れないし、音源にして出せない。
耳を澄ませば彼のマニアックな音楽的ルーツは、むしろ原色バリバリで鳴らされているんだけど、一般的なリスナーはそれらになぜか違和感を覚えず受け入れてしまう。
それは彼のセンスであり、れっきとしたパーソナリティーなのです。
「カリスマ」という言葉そのものにはどこかしら限定的な響きがあるけど、これほどメジャー感あふれるカリスマは多分あと10年は出てこないし、もう出ないかもしれない。
ネットの普及でこれほど個人が「勝手」に何かを好きになっているような現状では。
死んでる場合じゃねえぞHIDE。いっぺんでイイから生き返ってくれないか。あなたなら出来るだろ?