食人族 [DVD]
79年度製作、日本公開は83年だった当時、衝撃の話題作となった擬似ドキュメント・タッチのカニバリズム映画。
食人物では最高峰と思われるリアルな残酷描写、救いがない犠牲者達、生理的嫌悪感の高さ、完全にマニア向けの内容だ。個人的にはよくここまで撮影したなと感心するが決して物語自体は面白くないし、後味の悪さも特筆ものだ。特に実際に撮ったと言う亀の解体場面はやり過ぎに思える気色悪さである。
食欲が消え失せる映画なのでご用心である。
TOKYO SNIPER
2003年発売の「シティミュージック」では、シティーポップス、フリーソウル、渋谷系ファンを虜にしました。
またDJやレコード収集家などヘビーリスナーをも唸らせる素晴らしい作品でした。
そして、今作「TOKYO SNIPER」ではクニモンド瀧口氏のソロユニットになり、ボーカルも変わりました。
早速本日購入して聴いてみました。!!!!!!
M1から知ってるフレーズが!!
私が気付いた部分ではM1はJ.P.モーガン&ロジャー・ニコルス、M2はメリサ・マンチェスター、M3は吉田美奈子、M4はドナルド・フェイゲン、M5はサミュエル・パーディ&リオン・ウェア、
M6は山下達郎、M7はデオダート&ボビー・ハンフリー、M8はアル・ジョンソン&マーヴィン・ゲイ、M9は吉田美奈子。と瀧口氏の音楽の趣味がモロに分かるアレンジ、メロディ、歌詞、楽器。
ティンパンアレイ、サディスティックス、A.O.Rを聴いていた、30代〜50代に方にはたまらないサウンドじゃないでしょうか?
そして、今回素晴らしいと思ったのがボーカルの江口ニカさん。M1からとってもいい感じです。
ラテン系のサイゲンジが参加したM6のデュエットはとってもアーバンでした。
帯にあるようにドライブする時に聴きたい。
同じ系統ではキリンジや冨田ラボがいますが、瀧口氏の徹底したコンセプトは素晴らしいと思いました。
ジャケットは高中?銀次??
イタリアン・ホラーの密かな愉しみ―血ぬられたハッタリの美学
映画ジャンルのなかでも極北と言われるイタリアンホラーの濃いハッタリ感覚満載のその世界を監督、ジャンル、歴史背景から総括的にまとめられており、これを読めばイタリアンホラーを楽しむのに一通り必要な知識が得られるだろう(そんな知識得て何になるともいえるが・・・)。よりによって数ある映画のジャンルからイタリアンホラーにはまる経緯というのがよく分からないが、全編、食人、ゾンビ、殺人と血みどろ映画のオンパレードで楽しめる。(楽しめる・・・ってのも変な表現だが・・・)。
ラプソディー・イン・ブルー
80年代前半、友人に「この人の曲、とってもいいよ。」と、カセットに吹き込んだデオダートの「ラプソディ・イン・ブルー」を貰いました。リズムが心地よく、このアルバムを聞きながら眠りに就くのが好きでした。
長い年月が過ぎ、転居を重ねるうちに、そのカセットテープはどこかへ行ってしまいました。
その後、どうしても、もう一度このアルバムを聴きたいと思い、レンタルショップやレコード店を探したのですが、みつかりませんでした。
20年ほど前、ブラジル人と一緒になり、彼の祖国ブラジルへ渡りました。ところが、デオダートの名前を出しても、知っている人が、(夫を含め)私の周りには一人もいませんでした。もちろん、サンパウロ州奥地の小さな田舎町では、彼のアルバムに巡り合うこともありませんでした。
それが、こんなところで巡り合えるとは。
聴いていると、一曲一曲、胸が締め付けられるほど懐かしいです。
Prelude (Reis) (Dig)
当時のCTIといえば、B・ジェイムス、D・セベスキーなどの有名アレンジャーがいたが、若手で当時一番成功を納めたのがこのデオダート。いうまでもなく「ツァラトストラはかく語りき」であるが、他にも
バラードの「スピリット・オフ・サマー」など彼のブラジリアンとしての個性を生かしたサウンドが今でも新鮮である。次作はこれ以上といっても良い作品であり、これらを凌駕するアルバムは残念ながら生まれなかった。