世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOX
この「世界中心で、愛をさけぶ」は原作も読みましたし、映画も拝見しました。それそれが素晴らしい作品ですが、このTV版ドラマはその中でも、ダントツの素晴らしさだと思います。原作には書かれなかった内容、映画では時間の制約で表現できなかった部分、それらがこのドラマにはたくさん含まれています。
山田さん、綾瀬さんをはじめとした俳優さん方の演技も絶品で、ドラマでは毎回、いたるシーンで鳥肌が立ち、涙がこぼれて止みません。
最近は韓国純愛ドラマが人気ですが、このドラマはそれらに決して負けていませんし、何よりも自分・相手を問わず「命を失うこと」とはどんな思いなのかという、私たちの心の根幹に突き刺さる命題を考えさせてくれます。「純愛」、「友情」、「家族愛」、そして「命」・・・。これらを純粋に、そして真剣に思う時、人は自然に涙がこぼれます。こんな涙を流させてくれるドラマはなかなか無いでしょう。間違いなく秀作のドラマです!!!。日本のドラマもまだまだ捨てたものではありませんよ!。このDVDは多くの方々に見て欲しいです・・・。
美丘 (角川文庫)
テーマとしては他の映画や小説で多く
描かれているテーマであるが、それを
この作品は真正面から描こうとしている。
話の組み立ては連載物という制約のため
急展開的な部分はあるものの、人が人を
愛するという純粋な想いが実にシンプル
な描写で描かれている。
プロローグを読んでこの作品を読むこと
に決めた読者も多いのではと思われる程
最初にこの作品のエッセンスは凝縮され
ている。
もし自分が主人公ならどうするのだろう
かということを考えさせられる作品である。
かたち あるもの
本当にこれが女優の歌声かと最初思いました。ビックリした。
なんとなく便乗でデビューしちゃいましたっていうアイドルや女優とはぜんぜん違う。
文句なしの名曲に文句なしの歌声。それが悪い曲になるはずがない。
2004年のJ-POPを代表する名曲でしょう。
世界の中心で、愛をさけぶ 完全予約限定生産DVD-BOX
各シーン毎に見せ場はあるので最後まで余計な事を考えず見終わりましたが相性が悪いのでしょうか?泣けませんでした
もっとじわじわドカンと来てもいいはずなんだけどなーと思いながらオシマイ お涙頂戴ならもっといい作品があると思います
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
エリスンは1960年代のSFニューウェーブの旗手。自ら実験的な作品を書くとともに、『危険なヴィジョン』という分厚いオリジナルアンソロジー(一部翻訳有)を編集し、志を同じくする作家たちに商業的な活路を切り開いた人、と理解している。エリスンは短編を中心に執筆しており、『世界の中心で愛を叫んだけもの』は絶頂期の作品集で、著名な表題作と『少年と犬』を収録する。彼の中期の短編集。翻訳出版されたのが1973年だが、恐らくエリスン唯一の翻訳単行本ではなかろうか。信じられない。他に中篇の傑作『死の鳥』(1973)などがあるが、今は入手できないのだろうか?『少年と犬』は反体制的な若いチンピラを主人公にして、対する老賢者役にテレパシーで会話する犬をもってきたところが面白い(翻訳のおかげかもしれないが)。本来人間の下僕であるはずの犬が教師役とは、徹底的に反体制的である。彼の作品全般は総じて反体制的なテーマが多く、体制のトップを神と位置づけて反逆者に語らせるスタイルの作品が多いように思う。まさに60年代の世相そのものを反映していると思う。ベスト短編集でも出ないかなあ。