火の鳥 (CCCD)
またお邪魔します、rumico です。
『火の鳥』CD、PVともに鑑賞しました。予想していたより、ずっとスケールが大きい楽曲で感動しました。美嘉ちゃんは
love を唄う歌姫ですが、今度の愛は、母なる地球の愛、と言えるでしょうか。作詞の湯川れい子さんは、いわゆる
ポップスの作詞だけでなく、幅広いジャンルを手がけていらっしゃるので、単語の選び方も独特ですが、難しいわけでは
ありません。表記のしかたも、むしろ分かりやすくなっています。
TVだけで済まさないで、ぜひ全体を聴いてみて下さい。
NHK教育テレビ リトル・チャロ2 英語に恋する物語 オリジナルサウンドトラック
ずっと前からあればいいなと思っていたリトルチャロのサントラ盤。オーダーしてから届くまで毎日カウントダウンしていました。
聴いてみると、あのシーンに使用されていたあの音楽だぁ。。などと思いながら涙したりほほ笑んだり。
リトルチャロファンの方はぜひともお聴きになってください。
次回はリトルチャロ2のソングブック+今回収録されなかった「My turn」等も入って発売されるように期待しています☆
NOMAD(遊牧民)
2006 年リリースのニ胡奏者 Weiwei Wuu の4th.アルバム。
実はこのアルバム、レコード店で偶然手に取ったのです。Jesse Cook の「Nomad」を買ったついでに
見つけて 「あれ、同じ名前のアルバムだ」 という軽いノリで。
で、結論から言うと正解でした。ニ胡という固定観念にとらわれないすごくバラエティ溢れる内容で、
良い意味で全ての曲がバラバラです。ニ胡をとおして世界の音楽を巡る(まさに Nomad(=遊牧民)と
いうのがテーマなのでバラバラで当然なのですが、これがいい方に作用しており、アルバム1枚通して
ちっとも飽きません。
また、(当たり前のことですが歌詞がないので)歌詞カードの代わりにセルフ・ライナーノーツとなって
おり、それぞれの曲に対する WeiWei Wuu 本人の思い入れが綴られております。
収録曲を見ると、スポーツファンにはお馴染みのNHK-BS 「ドキュメント スポーツ大陸」のテーマである
<2>「エル・セフィーロ」や、サイモン&ガーファンクルで有名な <3>「スカボロー・フェア」 など、聴きどころ
満載です。更にはクィーンの名曲<10>「ボヘミアン・ラプソディ」をバンドスタイルでカバーしていますが、
これは賛否分かれそう。私自信、この曲はフレディでなければダメ!という気持ちもちょっとあって・・。
でもセルフライナーを読むと彼女のフレディー・マーキュリーへの尊敬の念とシンパシーがストレートに
伝わってきて、「うん、これはこれでアリだよな」と、思ってしまったり。こういう真っすぐな気持ちはとても
好感が持てます。
五ッ星評価:★★★★☆
月のワルツ (CCCD)
保育園の頃はNHK教育テレビばかり見せられていたせいか、「みんなのうた」には今も凄く思い入れがある22歳です。
さて、誰もが慣れ親しんだであろう「みんなのうた」ですが、最近は曲のバラエティがやたら拡がっているんですね。今回ご紹介するのは、そんな「みんなのうた」で放送され一躍脚光を浴びたアーティスト、諫山実生の「月のワルツ」です。
どうしても童謡のイメージが拭えない「みんなのうた」ですが、この曲はとてもムーディ。アダルト。そしてカッコイイ。
ワルツの3拍子に合わせて、妖艶な歌声と怪しげな歌詞がダンスを踊っているかのようです。サウンドも全体的に大人な雰囲気で、到底お子様向けの音楽とは思えません。
しかし、それでもこの曲が「みんなのうた」である理由は映像にあります。黒を基調とした、これまたムーディで不思議なアニメーションが流れるのですが、音楽の世界観に合ったなんとも素敵なアニメーションなんです。
見ているとその世界にすぅーっと引き込まれそうな、ほんとに魅惑的な映像でした。そう、この曲は音楽と映像が一緒になってワルツを踊っている、非常によく出来た作品でもあるんですね。
これを幼い子供達が見たらどんな印象を受けるんだろ。面白がるのか、怖がるのか、踊りたがるのか。反応を見てみたいなー。きっと私の世代で言う「メトロポリタン美術館」という曲に似た魅力を持つ楽曲だと思います(分かる人いるかしら…)。
カップリングの曲「坂道」もまた、穏やかで優しくてゆったりしてしまう名曲。この人は凄く素敵な曲を書く人ですね。既に発売されているというアルバムも聞いてみたい、注目のアーティストです。