東京~あなたと過ごした青春~
まきのめぐみさんのとても優しく透き通る歌声。
幸せのために別れる決意をした女心を優しく語り掛けるように
一語一節とても丁寧に歌い上げています。
東京の地で恋をした人なら思い出に閉じ込めた熱い気持ち、
また恋愛真っ最中の人でも深く深く相手を愛そうと思うはず。
もちろん恋で思いっきり泣きたい人にはお勧めの一曲です。
カップリングの“涙くんさよなら”は昼ドラのテーマ曲でも
有名になった曲で、今回のカバーではアップテンポで気持ちよく
明るい歌になっています。
とっても良いCDですよ。
つばさ
「つばさ」はキャンディーズがステージ上で最後に歌ったあの歌のカヴァー…ではもちろんなくて(本田美奈子の隠れた名曲のそれでもなく)、「メモリーグラス」の堀江淳が提供したごく普通のポップス演歌(よくも悪くもなく、ただ凡庸なだけ)なのだが、問題はカップリングの「湘南ローズ」だ。ベンチャーズっぽいサウンドによるエレキ歌謡、としか説明のしようがないのだけれど、なにしろバックの音が本気である。いい楽器がいい音で鳴り、それがいい録音(音質)で捉えられている。それ風のをちょっとやってみました、という安易なレベルのものでは絶対にない。ちょっと蓮っ葉な感じをかもし出している彼女-宮城県出身。ガンバレ!-のヴォーカルの、このサウンドとの相性もなかなか。これはB級歌謡曲マニア(というのも、懐かしいフレーズだな…)だったら誰もが悶絶する(?)、久々に出た拾い物の1曲と言えるだろう。
Dramatic Songs(DVD付)
収録曲「恋は水玉モード」は80年代ポップスな感じで、どこか懐かしさを感じる一曲ですね。
「心のままに」を聴くと彼女の歌唱力のレベルの高さに納得させられます。ホントに良い曲です。
みんなとはちがった人たち 自閉症の英雄のこと
有名な学者や偉人の中には高機能自閉症だったかも
しれない人がいるかもしれない。そういう話はよく
聞くけれど、それは、過去にさかのぼって専門家が
推測しているだけで、断定はできません。なぜなら
オーストリアの小児科医ハンスアスペルガーが生存
したのは第2次世界大戦中の1940年代だったか
らです。僕は病跡学が専門ではないからよく判りま
せん。スペクトラム出版社さん自体も専門書籍です。