ニード・フォー・スピード アンダーカバー
このシリーズはPS2版のUG2,MW,Carbonをやりました。
とりわけMWが好きでしたので今作には期待していました。
五時間程プレイしての感想ですが、実写ムービーによる演出、テンションが上がるBGM、
ハードの性能を活かしたグラフィック、多彩な車種等は確実に過去の作品を上回っていると思います。思うんですけど‥
他の方が書かれている様に、気になる点が結構多い事もまた事実な訳で。
頻繁に起こる処理落ち、リスタート時に飛ばせないデモ、微妙なバグ、気になるといえば気になるロード時間等、確かに作りこみが足りないと感じさせられます。
個人的に一番気になったのはキーアサインでした。特に十字キーによるステア操作が出来ない点。
過去全てのレースゲームで十字キーをステア操作に割り当ててきた自分には、アナログスティックによる微妙な操作加減が出来ずに苦労してます。車の性能をハンドリング重視にすることでまともに走れるようになりましたけど、ゲーム開始時の車でのハイウェイバトルは悲惨でした。過去のシリーズでは十字キーの設定があったのに今作からできなくした理由はなんなんでしょうか。
FPSとは違いレースゲームではデジタル、アナログの入力設定には人それぞれ好みがあると思うので、その辺りの配慮もして欲しかったと思います。この点についてはアップデートで解決できるのなら是非希望したいです。
ゲームの細部にこだわりを持っている部分とそうでない部分のばらつきを感じました。
色々書きましたけど、自由に走り回れる広大なマップで警察との追いかけっこは、やはり楽しいしスリルがあります。
ヒートレベルMAX、性能の低い車で鬼のような警察の追跡をテクで振り切る。このゲームの真骨頂はそんなところにあるんじゃないでしょうか。
Where the Red Fern Grows
レッドボーンクーンハウンドという、日本ではあまり見かけない猟犬と少年の物語ですが、フランダースの犬とはまたちょっと違う犬との友情物語として、やはり涙が出て感動します。猟犬という家で飼っている犬とはまた違った環境、違った目的の買い方であっても、つながりはやはり変わらず、忠実な犬がもっともっと好きになる本です。愛犬家にはおすすめです。
シンクロナイズド・ロッカーズ
pillowsファンは賛否両論だと思います。
彼らの世界観が好きな人には消化不良な感じがするかもしれません。でも、これだけいろんなアーティストがpillowsを愛し、影響を受けているというその事実は感じることができるように思います。
個人的には佐藤竹善氏のCARNIVALがどのようになるのか、一見ルーツの違う彼らがどのような接点をもつのか楽しみでしたが、pillowsとはまた違ったかっこよさを感じました。あれはあの歌唱力、リズム感があるからこそのかっこよさかもしれない。
ミスチルのストレンジカメレオンはミスチルらしいPOPな感じでした。個人的には人間の弱さみたいなものを淡々と歌う、でも憂いを含んだ原曲の感じが好きだったのでちょっとイメージが。。。ただミスチルも好きな私としては全然別の楽曲としては楽しめました。
バンプのハイブリットレインボウはハマリすぎ。バラードというか、少し押さえた感じになっていました。スノースマイルのような感じ?これはこれで心地よい。ただ、原曲のようにサビに一気に歌い上げるような感じがあってもよかったかなあと。BUMPの曲を聴いていると、原曲通りそういう感じになるだろうと想像していただけに予想外。藤原さんならそういう歌い方もサマになりそうだけど、そうすると完全にコピーになってしまう気もするのであえて終始押さえた感じにしたのかも?とにかくBUMPによく似合うし、これはこれでアリだと思いました。
pillows好きの人の感じ方はさまざまと思いますが、私は結構良かったように思いました。こういうのもありかなあと。pillowsを知らない人はこれを機にぜひ原曲に耳を傾けてほしいと思います。
美しき容疑者 (MIRA文庫)
リンダ ハワードの本によくある、ヒーローはヒロインのことを犯罪者なのではないかと疑いながらも身分を隠しての調査中に恋に落ちてしまうというパターンでしたが、素晴らしい出来栄えでとても楽しめました。ヒーローのピートはラテン系とありましたが、読み進んでいくうちにどうしてもピートとラッセル クロウのイメージが重なってしまいました。読み終わったとき、ラッセルクロウの映画を一本見終えたような気分になりました。