北海道盲導犬物語―人を支える犬たちと犬を支える人々と
最近トイプードルなどの小型警察犬の活躍を新聞など知り、かねてから犬について興味を持っていたので、犬についての本を数冊購入し、色々考えた末に選んだのがこの1冊。小型警察犬は街中などで威力を発揮する賢さと元気さが、ショパンの”子犬のワルツ”を彷彿とさせるその愛らしさとともに大変素晴らしいですが、”不足している”という現状の盲導犬についてレビューを書いて見たいと思いました。盲導犬はカーナビのような機会ではないけれど、目の不自由な人にとって大変重要で、いつも側にいてくれて頼りになる賢いパートナー。その素朴なありのままの姿が理解出来る本です。1頭の盲導犬の育成から現役時代のフォローアップ、引退して生涯を閉じるまでの間にかかる費用の合計は500万〜600万円とされ、その捻出が大変だそうです。又、優秀な盲導犬の血統を残すための獣医大学の研究者の地道な努力は凄いものがあります。それ程優秀でない犬も、お行儀良く躾けられているので、引き取られた一般家庭の人達から大変喜ばれるそうです。善は微に入り細にわたって行わなければならないと思われましたので、まずは定価でこの本を購入しました。また昔からそうしてきましたが、あらためて盲導犬を見習って(!)目の不自由な人には正面から声をかけるとか盲導犬には触れたり声をかけないなどを実行しようと思いました。それから目の不自由な人は、その分心の目が発達しているという印象があります。不自由なのが一つの個性という感じを受けます。生活に不便で助けは必要だけれど他は普通で「かわいそうではない」その点アメリカなどの国は障害のある人に「普通に接して」大人の国。普通を目指したい。
ファーミネーター 短毛種用 (S 小型犬)
愛犬家仲間から教えてもらい購入しました。ビーグル犬の飼い主です。気持ち良い位にごっそりと毛が取れ、部屋の抜け毛が減りました。もっと早くこの商品を知りたかった。
淡雪記
ダークな「フランダースの犬」という感じ。
けどこれまでの馳星周作品の中では文体も展開もフランクで非常に読みやすかった。一気読み。
主人公も、冒頭だけ読むとそうでもないけど読み進めるうちに実はかなりの食わせ者だってことが
わかってきてなかなかに面白い。
ヒロインの有紀は完全に世の男性が好む理想の女像って感じだったけど
同性の私から見ても魅力的で(何で彼女が主人公をああも気に入ったのかは未だもって謎だけど)
見守る感じでストーリーを追えた。
クライマックスからラストへの展開は簡単に予想できてしまうのでそこまでの感動、感銘と
いったものはなかったけど、これだけの長編の割にはきれいに収まるところに収まっていたと思う。
まあおすすめです。
犬連れ北海道3000キロの旅 (エイ文庫)
ただ単にうらやましい。自分にも愛犬がいるので愛犬と一緒なら何でもしたいと思うだろうし、喜びや感動など同じく共有できるのは最高だと思う。読みながら自分も愛犬と一緒に旅した感情になりました。愛犬は生まれつきの皮膚病と関節病があり旅に出ることすら出来ないので、この本でイメージしながら読ませてもらいました。