Violet Journey
期待通りギターが前面に出ている。
ブルース曲もあり、ビートルズ〜70年代ロックに影響を受けた耳にはなじみやすい。
これには入っていないが、ライブでジミ・ヘンのブードゥー・チャイルをアンコールでやってくれて、大満足。
オリアンティの音楽ベースを知るためには、聴く価値あり。
Transformation
2008年、Tal Wilkenfeldの1stアルバムです。
天才ベーシストというと、やはりテクニックに目がいきがちなのですが、
彼女の場合、テクは「上の下」くらいだと思います。
で、それよりも、遥かに素晴らしいのが、「音選びのセンス」!
ベースラインの取り方で、曲に色々な響き・表情を与えてしまいます。
「ベースラインと曲との関係」という音楽的な分野での、天才だと思います。
全曲インスト・フュージョン風です。
「フュージョン・ファン」「ベース・ファン」に、オススメです。
(素晴らしいキャラの彼女が、より素晴らしいアルバムを作るのを期待して、星1つ、ノリシロを残しておきました。)
(参考)
レコーディング・メンバーは、
Tal Wilkenfeld (B), Wayne Krantz (G), Geoffrey Keezer (Piano), Keith Carlock (Dr), Seamus Blake (Tenor Sax)
ゲストで、
Samuel Torres (Per on tr.3), Oteil Burbridge (Bass Melody on tr.6) です。
Performing This Week: Live at Ronnie Scott's Jazz [Blu-ray] [Import]
メインバンドによる演奏内容はとにかく素晴らしい。小さなジャズ・クラブの名店ロニー・スコッツであることもモチベーションの高さに繋がっているようだ。客席のジミ・ペイジ、ジョン・ボンジョビ、ブライアン・メイなどもとても楽しんだのだろう。とても安価なDVDとブルーレイとで迷ったが、ボーナス・トラックのあるブルーレイを購入。画質に関しては、見比べたわけではないが、ブートDVDを観た時の印象と比べると、それほど高画質とは思えない。しかし、ボーナストラックでは、メインバンドの前に行われた Big Town Playboys とのロカビリー・セッション7曲が入っており、アーム付きのレス・ポールやテレキャスター、フルアコを持った姿も見られる。このセッションも和気藹々としたもので楽しい。ジェフのフレージングは、クラプトンやジミヘンに比べてブルース臭くなく「トリッキー」ということばで片付けられがちであるが、彼のスタイルの重要なルーツの一つは確実にこのロカビリーにあることを実感させてくれる。ジェフの作品は、 Big Town Playboys とのCD(Clazy Legs)以外は全て持っているが、これも購入したくなった。
ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ [DVD]
彼の演奏を初めて聴いて衝撃を受けたのが今から30年以上も前のこと。しかし、このDVDを見て、それを超える衝撃を受けた。
ステージでも、インタビューでも、まず印象に残るのが彼の生き生きとした表情。
他人に対して・自分の能力に関して驚くほど謙虚で控えめであり、音楽に対して実に真剣であることがよく伝わってくる。
私にとっては、見るたびにとても励まされ、歓びを感じるDVDである。ジェフ・ベック、本当にありがとう!
トランスフォーメーション
最初は、ジェフ・ベックのライブDVD「ロニー・スコッツ・クラブ」で、その姿を見ました。第一印象は、ランドセルに背負われている少女。ところがどうでしょう。演奏が始まると凄腕の美少女!このCDは、そんなタルさんの音楽を充分に楽しめます。今後の活動が期待できるアーティスト登場です