Sound Cocktail Taro Hakase~Selection~
葉加瀬太郎さんが音楽総監督として主宰するHATSレーベルの初のコンピレーションアルバム。
葉加瀬太郎さんのベスト・セレクションを中心に、元KRYZLER & KOMPANYのキーボーディスト斉藤恒芳さんや元G-CLEFのチェリスト柏木広樹さんなどの曲も収録しています。
葉加瀬太郎さんがプロデュースしているポーランド出身の気鋭のピアニスト、ラファエル・フォン・ブライドンのアコースティック・リラクシングの曲収録されています。
HATSに所属しているアーティストを知るには、いい入門書になると思います。
WONDERFUL WORLD
インストナンバーの『WONDERFUL WORLD』から始まり、流れるように『ストーリー』へ。『モンテ』は岡村ブギウギを彷彿とさせるような楽しげなナンバー。続く『おでかけサンバ』は北川得意の応援ソング。『うまく言えない』、ピアノとストリングスを交えたミディアムラブソング、亀田誠治氏のアレンジセンスが際立ってる。ピアニカとアコギで歌い上げる『黄昏散歩』。岩沢の見事なフィンガーピッキングは必聴。『凸凹』は蔦谷好位置が製作に携わったポップロックナンバー。前作のリアルを彷彿とさせる。アルバム中盤、『人間狂詩曲』はホーンを絡ませたポップナンバー。『春風』から『明日天気になぁれ』の流れは最高。このアルバムは曲順もよく考慮してあるアルバムだ。『行こっか』はストローク主体のシンプルなナンバー。続く『眼差し』は命果てるまでを彷彿とさせるロックナンバー。『君宛のメロディー』はシンプルながらも耳に残るメロディーが特徴的なラブソング。『つぶやき』は哀愁漂う少々暗めのナンバー、ラストナンバーへの繋ぎを担っている。そして『ワンダフルワールド』。これはご自分の耳でお確かめください。心温まる壮大なメッセージソングです。
HATS MUSIC FES’07 [DVD]
志方あきこさんが好きで好きで、初DVDに嬉々として買ったのですが、CD二枚分の曲数とお値段に映像までついてくるのですから、かなり贅沢なDVDになっています。
内容ももちろん素晴らしく、葉加瀬太郎さんと志方あきこさん以外はあまり知らない人が多かったのですが、他の方々も文句がないどころか大絶賛です。
もしも「この人好きなんだけど他の人は知らないしな」と悩んでいる方がいらっしゃったら、購入すべきです。
決して損はしません。
それだけの、それ以上の価値があります。
一番最後の、HATS ALL STARSによる「情熱大陸」も必見ですね。
ただ愛のために/10月のある素敵な日に
テレ東の「美の巨人たち」のエンディングに流れていた歌声が気になり、さっそく購入。
韓国語で歌う「10月のある素敵な日に」は、本当に美しい曲でした。
それ以上に驚いたのが、日本でのデビュー曲となった「ただ愛のために」の、日本語のうまさ!
これ、けっこう難しいメロディーラインだと思うのですが、丁寧に日本語を紡ぎだし、
歌い手の感情がそのまま伝わってきて、思わず涙してしまいました。
また「シャボン玉」と「ふるさと」も収録されており、あらためて日本の歌の良さを実感。
こちらは編曲がとてもよかった。シンプルながら美しい編曲で、とてもセンスがよく、新しさも感じました。
ちょっと疲れた時、つらい時、フィージンの美しい声を聴いて、
癒されてます〜
cocoro ~relation~
他のレビュー同様まったく柏木さんを知らなかったのですが、葉加瀬太郎さんのコンサートで出会ってしまいました。
葉加瀬さんのコンサート自体も初めてで、ポピュラー音楽を演奏する「クラシックで通用する人たち」に圧倒されました。
一般的なバンドとは次元の違うレベルで上手い。
葉加瀬さんのヴァイオリンよりもチェロやリズム、ギターやピアノを一生懸命フォローしてみているのがものすごく
楽しいコンサートでした。
中でも冴えるのが柏木さんのチェロ。
帰って調べてみると、そりゃそうだ!芸大卒で「おくりびと」にもかんでるんじゃあ、、、、、。
そりゃうまいわ。楽器がチェロなのでメインになりにくいんだろうけれど、格段にうまい。
また、コンマスみたいな動きもされてたので実質チームを引っ張っているのではないでしょうか。
即アルバムを購入しました。
チェロの音ってほんとに心地いいですね。葉加瀬さんおアルバムも買いましたが、こちらのほうがヘビーローテに
なりました。
芸大を出たような人たちでポップスやるとすごいことになるんだ・・・・・・・・・っと、
そういえば昔、芸大の学園祭でお神輿の太鼓のリズムにびっくりしたことを思い出しました。