電脳コイル サントラ音楽集
どんなに世の中の電子化・機械化が進んでも、人は感情を持ち続ける。このサウンドトラックを聞いてそう感じました。飛び跳ねる作品が多くあり、新古典主義時代のストラヴィンスキーやプロコフィエフなどの曲を私は連想しました。しかし、そのような明るい雰囲気の中にかすかな不安や恐れがあるようでした(例、disc1-12「街の灯」、disc2-19「電脳都市」など)。しかし、「夕焼け」(disc1-18)や「友情」(disc1-19)などを聞くと、不安や恐れによる人生の苦悩や人生の不安定性を他のみんなと一緒に乗り切ろうと楽器たちが歌っているかのようでした。まさに人ひとりの道は細いがどこかで必ず別の人の道につながっているという『電脳コイル』のテーマに合うと私は思いました。他にも40曲近くの個性的な作品が収録されていますが、青春の涙の味を感じさせてくれる無言歌が印象に残りました。
DREAMS~快眠CD~
特に、エトピリカが好きです。気持ちいい曲で、睡眠に入っていけますね。
癒されたいときにいいです。まあ、自分の状態によって何曲聴いても眠れない・・・てときもありますが許します。 人間は機械じゃないので、6分じゃねむれなかった!!怒っている方もいますがね。その辺は、しょうがないです。
蒼穹のファフナー Arcadian memory2 対話の世界 [DVD]
ファフナー好きで尚且つ、オケが好きな方なら買って損はありません。
アニメを振り返りつつ、クオリティーの高い演奏が聴けるので私は買って良かったと思います。
純粋なファフナー好きさんにしてみたら音楽メインで違和感はあると思いますが、見てもらいたいです。
ですが、DVD全巻あるなら特に必要はないかもしれません;
スケッチ・オブ・ナスカ
アニメ”時空転抄ナスカ”のイメージアルバムとして製作された作品です。
いやいや、参りました。いいアルバムです!。アニメの方は、決して面白いとはいえない作品でしたが(ゴメンナサイ)、このアルバムのサウンドは超一級。エキセントリック・オペラの起用だけでも話題性は十分。加えて、斎藤恒芳さん(作編曲)+葉加瀬太郎さん(ヴァイオリン)という、クライズラー&カンパニー(K&K)のお二人が、K&K解散後にコンビを組んだという意味でも、貴重なタイトルです。ミュージシャンにも、ギターに天野清継さん、ケーナに田中健さん(役者で知られる田中健さん、その人)など、細かいこだわりが感じられ、アルバム仕掛け人の木崎徹さんの熱意とセンスにも拍手を送りたいところです。
クラシックのテイストをアルバム全体にちりばめていますが、決して重たくはありません。(3), (6), (10)あたりの曲が、大変気に入りました。サウンドトラック盤も、別途発売されましたが、CDで楽しむ分には、こちらをオススメします。
蒼穹のファフナー Arcadian memory 1 追憶の楽園 [DVD]
パッケージ裏の説明を読んで、実際に再生してみて……やられました。
『そーきたかー!』って感じ。
総集編というと話の中から良いシーンを選りすぐって組み合わせたもの、というイメージがありますが、良くも悪くもこれはそうではない。
なんと言っても『セリフ(声)は副音声』というところからして総集編のセオリーを踏み倒しています(笑)。
メインはワルシャワフィルのオーケストラ。チャプターはほぼ楽曲別。
BGMがメインなんです。その証拠に初期設定は音声無し(BGMだけ)。
声無しだと、もう『ワルシャワフィルのミュージッククリップ観てる』ような気分。
なので、
・セリフ無しで映像を観ながら音楽を聴く
・セリフ付きで『総集編』を観る
少なくとも二通りの楽しみ方ができるという、ちょっとお得感が味わえます。
『DVDは全巻持ってるから~』という人にもお勧め。
(かく言う自分も全巻持ってます)