輝け!週刊少年アニメ王80’s
全盛時の週刊少年ジャンプからアニメ化された作品の主題歌をコンパイルするというアイデアは悪くはない。この一枚がまさに80年代の漫画→アニメの縮図の半分であることは事実だ(もう半分はあだち充や高橋留美子を擁するサンデーとミスター味っ子のマガジン)。
ただ、こういう「つまみ食い」型のCDは中途半端であることも事実。本当に音源を欲しがっている人にはもどかしいだろうし、ただ懐かしいという気持ちだけでこのCDに手を出す人がどれだけいるかは疑問だ。
例えば、シティーハンターなら(セリフがかぶっているが)「Dramatic Master」というテーマ曲をほぼ網羅したCDが今もあるし、東芝系の主題歌(オレンジ★ロードや燃える!お兄さん)は2004年に「Youmex Original Library Series」3巻6枚になって復刻されている。逆に、(最初の)キャプテン翼関連のCDは廃盤で入手が困難、復刻を待ち望んでいるファンは多い。Cat's Eyeだってオープニングテーマこそ容易に手に入れられるが(時にNew Takeというのがあるので注意が必要)、エンディングの「Dancin' With The Sunshine」は「ザ・杏里」を中古で探すしかない。
志のないコンピレーションは意味がない。その点では本盤は条件をクリアしている。しかし、CDを買う側の身になって作られてはいない。ファンが本当に望むものを考え、見極めて、制作にあたって欲しい。真にいいものなら自ずと結果はついてくるはずだし、それであってはじめて「王」と名乗る資格があるのではないだろうか。
YOUMEX ORIGINAL LIBRARY SERIES VOL.1
マシンロボは渡辺宙明Verの歌だけが欲しくて
BGM集はイラナイ感じだったのですが
長らく歌のCDも絶版となっており
入手できないなぁ〜と思っていたら
amazonでこれを発見!
即、注文して
♪どぉぉだ、思ぉぉぃいしったかっ!オ〜レ達の底力!
と深夜誰もいない会社で熱唱してます。
最高にテンション上がります!
そして意外にイイのが「ダーティペア」。
OP、EDともにアレンジがカッコイイのです。
燃える!お兄さん 3 (集英社文庫―コミック版)
「燃えるお兄さん」は1987年から週刊少年ジャンプに連載されたアクション(?)ギャグ漫画です。巡回探職労働者に関する表現で問題が発生してジャンプの回収騒ぎを起こすなど変なところで注目をあびた作品でした。好き嫌いが別れる作品(奇面組が好きな人は特に嫌いな人が多い・・・)でしたが、私はそれほど悪い作品だとは思いませんでした。そんな「燃えるお兄さん」の本巻ではとーちゃんがおバカな理由で腰を負傷。その療養を兼ね国宝家(+火堂&ロッキー&さゆり)は温泉旅行へ。例によって憲一は大ハシャギ。温泉はもちろん、動物園あり、スケートありで波乱必至の催し満載の、国宝家温泉ツアーが始まる。
燃える!お兄さん 全19巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]
燃えるおにいさんは、ハイスクール奇面組と比べられるとこがある様ですが、私はこちらの方が好きです。
国宝ケンイチが無事親元に帰り、さっそくオヤジと繰り広げるアホな話はお腹が捩れる程面白いです。
「すき焼きバトル」などは、人間の奥底に潜む欲望をむき出しにした話で、それをギャグにして表現してて、
本当に笑わずにはいられません。
学校の体育の授業で跳び箱をすると、勢いあまって学校の校舎まで跳び越えてしまうなど、常識では有り得ない展開も見物です。