わたしが明日殺されたら
新聞は泥沼化したアフガニスタンを伝えているが、中にこんな人間がいたとは驚きである。女性の大統領候補がいるということは、女性の人権が認められつつあるということか。原理主義は衰退しつつあるということか。しかしタリバンが復権しつつあるとも聞く。タリバン自体が変質しつつあるのかもしれない。女性議員の比率はわが国よりも高いらしいから、日本よりずっと進歩的な面もあるのだろう。さすかは文明の十字路である。日本に女性首相など、当面あらわれそうにない。復興の兆しがあるからこそ、オバマ大統領も2014年の撤退を表明したわけだろうし、フランスは一足先に手を引いた。このまま安定してくれれば、もういちどアフガニスタンを旅する機会があるやもしれぬ。なお、邦題は奇をてらいすぎている。原題どおり「娘たちへの手紙」で良かったように思う。
皮膚・自我
フランス精神分析学会副会長である著者の代表作で、「皮膚」の重要性を以前から唱えてきた著者の主張が凝縮された書です。ただし、精神分析学発展史で「皮膚」に関して最も重要な貢献を果たしたザドガー博士の研究成果(特に「皮膚性愛」に関するもの)を無視するなどいくつかの点で(客観的に見ると)不満が残る書だと言わなければなりません。それ以上に問題なのは、本書は数多くの症例報告に全編のかなりの部分を費やしているので、結果的に肝心の「皮膚・自我」理論の<部分>ばかりが提示され、<全体>が最後まで見えないという点です。結局、本書は「未完の書」止まりであり、読む側には理論的な追加が要求されるというのが事実だと思います。
侯爵と眠れる森の美女 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
ヒロインは貴婦人とは程遠い言動をついしてしまうお嬢様で、
可愛らしいです。ヒロインに嫌味を言う恋敵にも「性格の悪さ丸出し」と
言い放つ、毅然とした態度も好印象でした。
ヒーローはとんでもないプレイボーイとの噂ですが、意外に純粋に愛を
貫くタイプです。
絵は基本的に綺麗です。でも崩した顔があまりにお粗末で、
せっかくのかっこいいヒーローが台無しなので、星を減らしました。
ヒロインは結婚相手の素性を調べるのが目的のはずが、
ヒーローの心を鷲掴みにしてしまい、ヒーローは本来予定されていた
ヒロインとの結婚をやめるとまで言い出してしまいます。
さあ困ったヒロインのとった行動は…!?
これはお楽しみと言う事にしておきましょう。
これと非常に似たお話の「さらわれたハート」という作品もあります。
読み比べしてみるのもいいかもしれません。
やさしさの花束 (きりんが丘のココロ屋 3) あおばコミックス
早く続きが出ないかと日々チェックしてます。心に傷を持つ元女医が開く住宅街にある喫茶店はたくさんの住民(女性)の心のよりどころとなっていて私もこういうお店があったら行ってみたい!!と思わせるお店です。読んでいて涙脆い私はよく泣きます。ストレス解消にもなりますし、人生の考え方のヒントになる事も!!冒頭に書きましたが、早く続きが読みたいです♪♪