遊歩計 ベルサイユのバラ ~歩いて自分革命 生まれてきてよかった!!~
私の分と、友達の分で購入しました。
仕事柄歩く機会が多いので、これをポケットに忍ばせているのが
ひそかな楽しみです。
クリアするごとに話が進みますが、その話の中の音楽もなつかしいような。。。。
話しひとつ読みつつ、思い出しながら楽しんでいます。
万歩計とゲームのような要素があり、すごくいいです。
ベルサイユのばらFIN ドラマCD
1,2に続けて購入。
最初のCDを購入した時、原作は未読で置いてけぼりっぽく感じてしまったので
原作を購入して2、続いてこちらを購入しました。
2でもうすっかり男性のみという違和感は忘れ、引き込まれていたので
こちらも違和感なく聴きました。
前半でオスカルとアンドレは舞台から消え、マリーとフェルゼンがラストまで
怒涛の恋の決着をつけます。
原作を最初に読んだ時、
メインとしてオスカル、フェルゼン、マリーの三人が誕生したところから始まりますが、
それがまざまざと知らされる結末でした。
既に書かれているレビューの通り、主役はマリーなんだなあ、と感じました。
アンドレの死、オスカルの死…戦火の中の出来事だったのでことさらドラマチックなのですが、
凄絶で胸が痛くなるセリフの連続に、涙が止まりませんでした。
マリーとフェルゼンは、切なくて痛ましくて、運命って悲しいなあと思いまして。
その2人を最後までしっかり聴かせてくれてよかったです。
もう、オスカルは森川さんにしか聞こえません…。
男性の声という違和感はもう完全にぶっ飛びます。
原作ファンの方でも全く問題なく聴けると思います。
個人的には、ベルサイユのばらを読むきっかけをいただけたこの作品たちに心から感謝。
読んだことがない方はぜひ。
キャストロールから余韻を残すような歌もあり、キャストコメントのぶっ飛び具合も
心地よく、楽しかったです。トゥイルリー宮殿…。
脚本、構成の素晴らしさも感じられると思います。
ベルサイユのばらカルタ
紫苑ゆうさんのCD目当てで予約しましたが、絵札が予想以上に綺麗で大満足しました。 2000円という値段にお高い感もあるでしょうが、発色、印刷のクオリティからすると私は納得しました。 安くして、印刷や色が粗くならなくてよかったです。 原作ファンなら勿論楽しめますし、原作を読んでなくてもズラーっと広げた絵札を見るだけで楽しめると思います。 マンガのコマがそのまま絵札になっているので吹き出しもあるし、遊んだらきっと原作を読みたくなるのではないか、と。 小さい女の子なら「お姫様のドレス!」と絵を見るだけでも楽しめそうです。 読み札の内容もファンならでは(?)の笑いあり、感動あり。 「思い焦がれて草むしり」 …絵札と合わすと爆笑モノ。 「わたしの屍をこえていけ!」 …オスカルさま…(涙) 等々 勿論紫苑ゆうさんのCDは文句なしです。 オスカルは映像が残っていないので特に。 「フ…ランス…ばんざ…い…!」 舞台の感動再びでした。 淡々と読み上げるのと、感情が入ったものとあるので時々聴き入ります。 (カルタにならないのでは…) 池田先生から似顔絵のオスカルを描いていただいただけのことはあります。 宝塚のベルばらは苦手、という方にこそ聞いて欲しいですね。 どれも満足な内容でした。池田理代子先生、紫苑ゆうさん、企画を実現して下さったスタッフの方に感謝です。 とりあえず保存用にもう1セット買います(笑)
ベルサイユのばらの街歩き 単行本
ベルばらフアンの為に編集されたガイドブックです。
ベルばらフアンなら絶対に見逃せないベルばらの聖地(?)も紹介されています。当時のマリー アントワネットや16世、貴族の暮らしぶりを偲ぶ事も出来ます。美しい写真も満載で、何度、この本を開いても飽きる事がありません。将来、パリに旅行する事があれば絶対に持参したい本です。ベルばら聖地に旅行してもしなくても、ベルばらフアンなら絶対に楽しめる本です。迷わず購入しましょう。
ピエタ
大作曲家でもあり、過去にピエタの司祭でもあったヴィヴァルディが、ヴェネツィアではなく
遠いウィーンで亡くなった。教え子のひとりであったエミーリアは、行方不明になったヴィヴァル
ディの1枚の楽譜を追い求める。その楽譜に隠された謎とは・・・?
捨子養育院でもあり音楽院でもあるピエタ。そして、司祭でもあり音楽教師でもあったヴィヴァル
ディ。彼の突然の死は、そこで暮らす彼女たちに大きな動揺を与える。やがて、1枚の楽譜探しが、
いつしかヴィヴァルディの知られざる面をあらわにしていくのだが・・・。
人は、さまざまな悩みやしがらみを抱えて生きている。裕福で幸せそうに見えても寂しい心を
持った人。才能豊かであっても虚しさを感じながら日々生きている人。責任ある仕事に就き充実
した生活をしていても、親がいないということに深く傷ついている人などなど・・・。ヴィヴァルディも
例外ではなかった。心のどこかに寂しさや虚しさを抱えていたのだ。彼の死後、次第に明らかに
なる思いもよらぬ一面。生きるとは苦悩の連続なのか?喜びもつかの間のできごとでしかないのか?
それでも明日に希望を見出そうと、人々は前へ前へと歩き続ける。その姿は、切ないまでに美しい。
どんなに時が流れても、人の想いは変わることなく受け継がれていくものなのだ。そのことに、
心が震えるような感動を覚えた。深い味わいのある作品だと思う。