びんちょうタン 4巻 (BLADE COMICS)
今まで読んできたマンガの中で一番だと言っても過言ではない作品です(ジャンルにもよりますが)
優しさや温かさ、友情や家族、感謝の気持ち、そして圧倒的な切なさ。
何気ない日常の中で、何気ない一言で、こんなにも胸を締め付けられたマンガは他にありません。
ハッキリ言いますが、泣きました。ボロボロ涙がこぼれました。
アニメにもなってますが同じです。泣きました。ボロボロ泣いて何度も見ました。
びんちょうタンは山奥の一軒家に一人で住んでます。
最低限の生活必需品しかありません。
でも、びんちょうタンは一生懸命毎日を生きてます。
友達もだんだんと増えて行きますが、それぞれに立場があり、それぞれに悩みもあります。
裕福な子もそうでない子も、平凡な子も。
でもみんな、頑張ってます。頑張る理由は違っても、何処かで重なるところがあります。
そんな姿を見ていると、もう応援したくて愛おしくて仕方がありません。
でもそれは逆でした。僕自身が頑張らなくちゃいけないって気持にさせられます。
イライラしたり疲れたり・・・そんな時でもびんちょうタンの絵を見ると和みます。
心がすう〜って落ち着くんです。
こんなマンガ、他にはありません。
惜しいのは、本格的になるのが二巻の途中の普通のマンガ形式になってからだと言うことです。
一巻だけを読んだのでは、何だろコレ?って思われる人が多いのではないかと思うからです。
自分がそうでした。
ほんとに運が良かったのは、レンタル屋でアニメを借りる事が出来た事です。
それから一巻を読み直すとびんちょうタンの世界観が解るのですが、
いきなり一巻だけでは、なかなか理解し辛いと思うのです。
これからびんちょうタンを読んで見ようと思われている方が居られましたら、
是非、最低二巻までは読んでもらえないでしょうか?
こんなにも素晴らしいマンガを手にとって、途中で止めてしまうのはあまりに勿体ないと思うのです。
もし宜しければ四巻まで読み進めて下さい。
きっと心に残る作品になっていると思いますよ。
EMOTION the Best ぽてまよ DVD-BOX
両方持っているので違いを書きます。
収録時間はアマゾンの表記となぜか違います。
●DVD-BOX
ディスク枚数: 3
時間: 344 分
アニメ全話と新作アニメ全話収録。
DVDの操作説明的な紙が1枚入っています。
●DVD1〜6巻
ディスク枚数: 6
時間: 56+56+58+55+58+67=350分
アニメ全話と新作アニメ全話収録。
ほにほに解説書が入っています。
収録時間は、単純に足すと6分多いことになります。
6巻目には
・ノンテロップOP映像
・ノンテロップED映像
・ノンテロップED映像(最終回版)
・番宣映像(放送開始前)
・番宣映像(放送中)
・DVD発売告知CM(発売前)
・DVD発売告知CM(発売後)
・「ワンダーフェスティバル2007夏」イベント使用プロモーション映像
が入っていますのでその分かと思います。
さらに、各巻に、ぽてまよ販売スケジュール、他のアニメDVDの宣伝が毎回入っています。
ほにほに解説書は、その巻の内容説明、声優一人・製作者(監督等)一人、計二人のインタビューが毎回のっています。
びんちょうタン 1巻 (BLADE COMICS)
4コマ漫画です。
「びんちょうタン」という女の子が、毎日を一生懸命暮らしている。
それを淡々と描いた作品です。
…
毎日の生活って、基本同じだと思います。
毎朝起きて、学校や仕事に行って。
もちろん昨日とは違うことが起きるけど、基本は同じ。
そして、家に帰って来て、お布団で寝る。
ドラマや漫画のように、起承転結を絵に書いたような日々なんてそうそう無いと思います。
この作品は、そんな普通の毎日を過ごす「びんちょうタン」を通じて、何かに気付かせてくれる作品だと思います。
…
誰もが感じるちょっとしたこと。
誰も居ない部屋を寂しく感じたり。
転んだら悲しかったり。
友達が出来たら毎日が楽しかったり。
褒められたら嬉しかったり。
そんな思いを感じさせる、心温まる作品です。
…
転んだ「びんちょうタン」の姿を見て、
「あっ、びんちょうタン頑張って」
と心の中で応援したくなりました。
びんちょうタン(4)初回限定版 (BLADE COMICS)
最終巻です。一つはクヌギたんとおともだちのおはなしが、もう一つはびんちょうタンとおばあちゃんとのおはなしが、一応の完結をみます。小さくてけなげな主人公たちがいとしくて、本を開いたそばから涙腺が緩みます。後半はもう切なさとかやさしさとかが団体で押し寄せてきてボロボロボロボロ涙が止まりませんでした。巻を追うごとに語りが上手くなってきているのを実感してきましたが、こんなに泣かされたのは久しぶり。イイハナシダナー
アニメーション「びんちょうタン」EDテーマ びんちょう音頭
全体的にやさしい旋律で、非常に日本的なリズムですが、それでいて泥臭くなく、小さい女の子のいる家庭ならば、父母の皆さんが娘さんと一緒に踊ってあげても気にならない優しさのある癒しの曲です。
時折入る「ちくタン」の囃子声や「びんちょう、タン♪、びんちょう・タン♪」の楽しげなリズムは、宮崎駿監督をはじめとするスタジオ・ジブリ系とは違った色合いがあります。強いていうなら、『こなみかなた』さんよる『チーズスイートホーム』の楽曲(歌)おうちがいちばんが一番近い雰囲気でしょうか?
娘さんを持つ母親の皆さんだけでなく、父親(大きな男の子?)の皆さんも一度聞いてみてはいかがでしょうか?
きっと親子揃ってびんちょうタンの音楽世界のファンになることと私は信じています。