娘の結婚 [DVD]
是非オリジナルの晩春も見ていただきたい。まったく現代においても色褪せていない小津監督の昭和24年作品である。小津監督の映画によって作られたであろう日本映画界の太い流れを市川監督が見事に再現しているように思います。
昭和24年に晩春が出来た事が未だに想像できないでいます。もちろんこの市川監督作品も素晴らしいと思いますが、小津作品を越えているかと聞かれれば、越えていないと言わざるをえないです。
ハッカーのたのしみ―本物のプログラマはいかにして問題を解くか
内容は間違いなく星5つ。ですが、あえて、欠点をあげつらってみます。
この書に挙げられたテクニックは確実に計算量の係数を減らしますが、次数を減らせるかというと違うことも多いです。そもそも計算する必要があるのかについては疑問を挟まないスタンスをとっています。
未熟なプログラマ -つまり私のような- は、アルゴリズムの選択を間違えて、データ量の定数倍の時間ですむはずの計算を二乗・三乗にしてしまうとか、そもそもやらなくてもいい計算をやってしまうとか、直視したくない放蕩をやってしまうものです。そんな無駄に気付かせてくれるのは、もっとありふれたアルゴリズムのアンチョコだったりします。Knuth の The Art of Computer Programming まで引っ張り出す必要はありません。高校教科書さえあれば旧帝大に合格できるように、3000円程度の和書をマスターするだけで中級のプログラマになれます。
土台から考え直すときには、むしろ別の本を探す方がいいです。土台を固めた上で最後の無駄を削る、つまり真のハッカーにこの書は役に立ちます。
A LA CARTE
味が出るアルバムです。15分のボサノバメドレー2曲は、CDとは全く違ったピアノとギターの踊りだしたいようなアレンジで楽しめます。 山口百枝さんの、さよならの向こう側や、卒業写真もしっとりと歌われていて大満足です♪
新選組100話 (中公文庫)
この本は正直言って盲目的に新撰組を愛し続けたいひとは読むべき
ではないと思う。暴露話につぐ暴露話。しかもできるかぎり正確な
ソースを集めてるから信憑性もかなり高い。これは小説ではなく資料集。新撰組血風録みたいなのりで読んだらえらいことになるでしょう。
ただ本当に正確な資料に基づいているので新撰組のことを深く知りたい
人にとっては避けて通れない本だともいえます。一種踏み絵的な怖い本です。
宿命のジオード [DVD]
鈴木早智子主演のサスペンスアクション。
ストーリーの展開が早く、テンポの良い作品です。
良くも悪くも、アクションや演出がやや控えめで、ヌード無しの一般向け。
題材はシリアスですが、あまり構えずに楽しめると思います。
ラストに鈴木早智子と津田英佑のデュエット曲も収録されています。
個人的にはもう少しアクションの派手さが欲しかったのと、
麻薬組織の描写や対決シーンの少なさが残念なので☆−1
出演者に関心がある人だけでなく、切ないストーリーのドラマが好きな人にもお勧めします。