その街のこども 劇場版 [DVD]
映画『モテキ』の森山未来の過去の作品を探しているときに出会った作品。
偶然私も兵庫県の生まれで震災経験者の一人として、
二人の自然な会話の内容に頷いたり、当時の自分を思い出しながら見ました。
運よく私の周りに震災で被災した人がない地域だったけど
『震災はホンマに訳わからへん』とか、あの頃の自分も言っていました。
脚本と演出の素晴らしさもそうですが、
主演の二人のあの何ともいえない距離感とか、
作品全体の雰囲気、音楽も歌もサイコーでした。
決して早くはなかった16年、改めて震災について涙し考えさせられました。
見た後、誰かにお勧めしたくなる作品です。
今度は愛妻家【通常版】[DVD]
ストーリーと主演2人が本当に素晴らしく、ぜひお勧めしたい作品です。
最初タイトルを聞いた時は「妻を何らかの理由でないがしろにしていた男が、ある事件をきっかけに改心し、あっさりハッピーエンド」というお決まりのストーリかと思いましたが、全然違います。
驚きの展開で、隠された意味に気付いた瞬間号泣してしまい、その後もずっと涙が止まりませんでした。
主演2人の演技力ももちろんあるのですが、それぞれ非常に魅力的に描かれているので、脚本の良さもあってぐいぐい引き込まれます。
最後は若干ダレたかな?という気もしますが、それでも★を5個以上つけたい満足度でした。
思い切り泣きたい時、愛のあるストーリーに触れたい時にお勧めです。
月光ノ仮面 (ヨシモトブックス)
先日、映画『月光ノ仮面』を拝見しましたが、
頭に???が何度も浮かぶ内容であったため、
本書を購入致しました。
映画の内容が内容でしたので、本書で疑問に対して
腑に落ちる答えを得られるかどうかは甚だ不安でしたが、
映画で何がしたいのかさっぱりわからなかった、
女郎屋や最後の高座のシーンの意味をある程度掴むことができ、
(映画での例の方は登場していません)
むしろラストの高座シーンは文字で表現されると
非常に面白い表現となるシーンだなと感じ、
そこに至るまでのプロセスもなかなかのものだなと思いました。
また、話の始まりと終わりをある狂言回しが語ることによって、
物語に不思議な厚みを持たせていると思います。
総じて、本書の構成の方が『月光ノ仮面』という作品はより理解しやすく面白いと思いました。
天国で君に逢えたら [DVD]
若い人には退屈かもしれないが、結婚して大切な人ができたら二人でみるといいと思う。 生命保険とか現実的なお金の話って大切だけどなかなか言いづらい どうして大切なのか言葉で言わなくても、この物語はよく伝えてくれている。いろんな夫婦がでてくるが、みな愛にあふれていて素晴らしい。 また原作者の飯島さんもガンだったがテーマソングを歌う大黒摩季さんも今、病と戦っている。 そういう人達の伝えたい思いを感じる良作。 ただ嵐ファンのかたはじゃっかん奥様役の女優にヤキモチ焼かないように注意が必要かも