エレガンスの条件 (ブルームブックス)
実用的なことより内面に関することがほとんどで、「エレガンス=素敵、かっこいい」というコンセプトでそれぞれの方が書かれている気がします。職業もばらばらなのでへぇ~と思うようなエピソードがあったり、何人かが同じテーマについて意見を述べるという構成が面白かったです。中村江里子さんも著者のなかにあったので、外国に住んだ日本人に多い外国賛美、日本卑下かな…と思っていたのですが、そればっかりでもなかったので素直に読めたような気がします。ただこの手のマナー本を好んで読まれる方には、「そんなの当たり前。」と思われる内容もあるかもしれませんので、どちらかと言うと若めの方が社会での心構えとしてや、これから自分を持った素敵な女性になるために読む方がよいのではないかと思います。マダム的なエレガンスを求めている方には向かないと思います。
THE JAPANESE TRADITION ~日本の形~ [DVD]
外国人から見た日本人風に日本の伝統を偏見と推測によりおもしろおかしく紹介しています。
そこまで作り込まなくてもと思うほど無駄なほどに丁寧に作り込まれており
繰り返しの鑑賞にたえうるほどののクオリティです。
大爆笑というよりクスクスというシュールな笑いを誘うような作品です。
ああと共感するものもあれば「ありえねー(笑)」とおもわずツッコミを入れたくなること請け合いです。
この手のジャンルの中では一番好きな作品です。
個人的には見せ方、映像、音、間、ナレーションすべてがツボです。
合う合わないがあると思いますのでまずどこかで一度見てからの購入がおすすめですが
私は1度見て速攻購入しました。値段が高いと思われる方もいるとは思いますが
個人的には十二分にその価値はあると思います。
美肌
うーん、作者の美意識・プロ意識はスゴイの一言!
それも、決して私達がマネできないようなお金のかけたケアをしているのでは
ないところに感心しました。
やっぱり、常日頃から、美意識をもって生活していく事が大事なと思いました♪
ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 [DVD]
これを映画館で見たのは小学6年でした
ストーリーや演技を除いて 映像の迫力は圧倒されました。
ストーリーは好き嫌いあると思いますが CGを多様したガチンコバトルシーンは誰が見てもわくわくするはず
ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 デジタル・リマスター版 [DVD]
「1」で怪獣映画とは、を提示し、
「2」で、主役怪獣がいなくても成立してしまうディザスタームービーに怪獣映画の可能性を見出したあと、
この「G3」は当時ものすごい期待感を持って公開された(一部マニアも含みます)と記憶しています。
怪獣映画に限らず、映画の文脈を知らない子供や、デートに観るようなものではないと言えるくらい
ストーリーも登場人物も複雑に絡み、状況も二転三転します。同じくらい評価も二分されましたし。
しかし純粋に画作りとか、そこから伝わってくる、あるはずのないガメラの感情や感覚など、敵役のイリス側(人間も含む)と、ガメラ側で対比するように見ているとその対極構造が良くわかります。
観終わった後の脱力感と熾火のような高揚感は、ラストバトルに至る一連のシークエンスで、
「単なる娯楽映画じゃないぞ」と言う気概を見せ付けられる、この作品独特のものだと思います。
従来の怪獣映画ではなく、ディザスターMでもなく、怪獣映画のふりをした(陳腐だけど)問題作に
仕上がっている作品だと思います。
劇場公開時ペーペーだった自分が管理職になり、久しぶりに見直したこの作品で、
ファイナルカット、雄叫びをあげる満身創痍のガメラに「漢」を感じない訳にはいきませんでした。