すべての日本人のための 日本一やさしくて使える税金の本 (ディスカヴァー携書)
日本の税金を誤解していた!と思わせてくれる本です。
日本一やさしく解説してくれていても理解できない部分もあり、税金の奥深さを知る機会にもなりました。
以下、留めておきたいこと。
(1)ほとんどのサラリーマンが確定申告をしない日本は特殊である。
(2)日本の姿はこんな感じ。本業370万円、アルバイト100万円の収入合計470万円で、支出は920万円。積もった借金は9000万円。
(3)サラリーマンの必要経費は、給与所得控除という概算で認められている。
(4)ビールは4割税金で、日本はダントツに高い。
(5)日本の相続税は高い。
(6)日本の消費税は、ヨーロッパの付加価値税をモデルにしたが、付加価値税の中核のインボイス制度を導入しなかったため、問題が多い。
(7)日本の税金(国民負担、企業負担)は決して高くない。