イマージュ クラシーク~モーツァルト
有名な演奏家の名前が挙がって、2枚組みで2000円という価格に
つられて買いましたが、、、ピュア・オーディオで、クラシックを
聴いている私には、合いませんでした。
ラジカセ、ミニコンポ、携帯プレイヤーなどで音楽を聞く方用に
加工されているようです。メロディー部分を担当する楽器の音が
ひと際聞こえてきたり、一枚目の一曲目は、やたらと低音がドンドンと
なってきました。
とはいえ、有名な演奏家の演奏が沢山納められているので、
「星3つ」にしています。
ベートーヴェン:交響曲第9番
インマゼール指揮アニマ・エテルナ&合唱団による「第九」のCD。ベーレンライター原典版による演奏で、1999年5月の録音。
約50名の合唱と約60名のオケ(古楽器使用)による演奏で、A=440のピッチを採用しているので現代楽器による「第九」を聴き慣れている方も違和感なく聴き進められるだろう。解釈も奇をてらったところはなく、テンポも標準的。録音状態も良好で美しい音色を楽しめる。
いい演奏なのだが、古楽演奏独特の渋み・臭みを期待すると肩透かしを食らうだろう。
シューベルト : 交響曲第8 (9)番「ザ・グレイト」
シューベルトの交響曲では、インマゼール指揮のアニマ・エテルナの演奏が好きだ。シュー
ベルト時代の楽器を使った演奏だ。自分の知り合い(坂本徹)が第2クラリネットを吹いてい
る。メリハリがはっきりしている。シューベルトの交響曲を全曲演奏しているのだけれど、な
かでもこの「ザ・グレイト」は秀逸だ。特に2楽章のクラシカルオーボエの響きをぜひきいて
ほしいと思う。