キャンディとチョコボンボン (小学館文庫 おE 2)
時に明るく楽しく、時に少女漫画とは思えないほど深刻なストーリー。
そして、ずば抜けた絵の描写力にただ圧倒されます。
おおやちきの美麗で緻密な絵は文庫本に向いていない。特にカラーがもったいない!と思いつつも、
漫画家であった期間が短く、とても希少なこの作品集を読めたのはとてもありがたかったです。
もう1冊の「おじゃまさんリュリュ」を読めば、この方の作品をほとんどコンプリートできるようです。
A5サイズで発行されている「回転木馬」ではため息ものの美しいカラーが堪能できます。
読めば作品をもっと大きいサイズで、じっくり眺めたい!と必ず思うはずです。
回転木馬 (復刻漫画名作シリーズ)
正直、もう会えないと思っていました。今回、これだけの年月を経て回転木馬が出版されていることをAmazonで知り、最初は目を疑いましたが、間違いなくあの「回転木馬」。
即刻購入してしまいました。
「ミュリエル ミュリエル きみはだれ」「マロニエも色づき始めた」などのセリフが断片的に記憶にあり、懐かしさもあって一息に読了。久々のタイムスリップ体験です。
当時、「りぼん」を愛読していた私にとって、大矢ちきさんの感性は「別格」でした。愛読者であればご存じと思いますが、とりわけあの圧倒的な色彩感覚、そして「いまあじゅ」のような感性の世界を作品として紡ぎ出す漫画家は本当に希有な存在だと思います。
本書ではカラーページがそのまま掲載されており、文庫本よりサイズが大きいところが嬉しい限りです。これも大矢ちきさんの作品の魅力を知り尽くした出版関係者の方々の配慮と感謝しています。
大矢ちきさんのカラーページにはまだまだ素晴らしいものがたくさんあります。
(「雪割草」カバーの樹氷の美しさや赤の挿し色の使い方もすばらしいですよ!)
今後の再版を楽しみにしています。
股関節痛を自分で治す本 (ビタミン文庫)
私も変形性股関節症のため、1年前に大谷内先生の治療院で自分でできる体操を教えていただき、以来痛みが大変楽になったものです。
この病気にとって不適切な運動は大変危険なものですが、大谷内先生は膝と股関節症の研究を長年続けられただけあって、無理のない安全なものであることも重要なポイントです。実際、他のトレーナーや治療家のところへ行って逆に炎症を起こしてしまったこともありますが、大谷内先生のやりかたではそのようなことはありませんでした。(あくまで個人の経験ですが)
この本は、教えていただいた体操の数々が鍵となるポイントが惜しみなく紹介され、自分の状態にあったものを選び、こつこつと実践されれば、きっと痛みや歩ける距離が改善されると思います。
この病気は自助努力が大切であり、この本はその助っ人として活躍してくれるものです。
ひざ痛を自分で治す本 (ビタミン文庫)
ひざが悪いという祖母のために何かできることはないかと
新聞の広告でこの本について紹介してあるのを見て購入してみました。
飽き性の祖母が「これは簡単ね」といいながら運動しているのを見て
プレゼントしてよかったなと思います。
少しでも祖母に元気に過ごしてもらいたいです。
ひざ痛、股関節痛は自分で治せる―つらい痛みが解消し、歩行も正座もできる! (ビタミン文庫)
テニス復帰のためのリハでジョギング中に膝を痛め歩くのもきつく
本末転倒とブルーになっている時に、ジョギングで膝を痛めた方の
レビューを見て迷わず購入。
一ヶ月経っても抜けなかった膝の痛みが一週間で四分の一程度に!
なるほど、ポイントを絞った効率的な筋肉の運動はすごい。
リハの原因となったふくらはぎの肉離れの筋肉強化も同時に行える
運動はわたしにはさらに最適でした。テニス復帰もそう遠からず!