心に傷をうけた人の心のケア―PTSD(心的外傷後ストレス症候群)を起こさないために
この本はとても読みやすく、優しく心に語り掛けてくるような本だと思いました。
落ち着いて読むことが出来ました。
PTSDと診断されても一体どんな病気なのか詳しい事までは分からなかったのですが、症状・ケア方法どちらもとても参考になりました。
初心者の方でも落ち着いてゆっくり読める本だと思います。
薄くて読みやすく分かりやすい。
不安になったら本を開くのも良いのではないかと思いました。
気になる子 理解できるケアできる (子育てサポートブックス)
里親講習というのはこういうことを学ぶべき内容と思われるのだが、残念ながら失敗夫婦事例を里親に選んだコーディネータ自身が断罪したり、壮絶な試し行動のスライドを見せながら、ではどうやって愛着を結ぶか、「ただ食べ物は好きなだけあげてください」「必ず収まりますから毎日買い与えてください」納得できない内容でした。確かに飢えた子はたくさん積み上げられた物をみて安心するでしょうが、それ以外の部分でたしかな絆を示すにはどうしたらいいのか科学的なものは何もないです。
児童相談所に相談する里親が少ないのは必然かと思います。
でも、この人の著書を購入できただけでもよかったと思います。
PTSD(心的外傷後ストレス障害) (こころのライブラリー)
PTSDの現在という表題から始まって、初心者でもその流れがつかめるように書かれている入門書。各筆者の知見の水準にばらつきがあるものの読み易い内容なので、PTSDに悩む人のカウンセラーの参考書としても、クライエントの現状認識を促すちょっと専門的な読書としても使えるのではないかと思う。特にお勧めなのはトラウマの後遺症についての解説でどのような治療が必要なのかと合わせて、心療内科的なケアの必要性と、所々にこの病に対する、日本と海外とのちょっとした違いなどがさりげなく書かれているのが興味深い。