2012年6月16日Umiookami 長唄小鍛冶
長唄小鍛冶2012年6月16日江戸前創作寿司ライブ! unitname/Umiookami(pus wolf) うみおおかみJapanese Spiritual ProgressiveBand 早乙女和完 SaotomeWakan(唄、三味線 vocal,shamisen) 今井尋也 Imai Jinya(小鼓 Kotsudumi)松永和姿子 Matsunaga Washinako(三味線) 江戸前創作寿司ライブハウス下北沢サルサ 東京都世田谷区代田5-1-16 小鍛冶(コカジ)の説明 長唄物。作曲は初代杵屋勝五郎、作詞を劇神仙(長島寿阿弥)によって、天保三年に作られた。 小鍛冶は、謡曲や能狂言・歌舞伎・浄瑠璃など多くの芸能に取り上げられている逸話の一つ。小鍛冶とは、平安時代に活躍した刀工の一人である三条"小鍛冶"宗近(サンジョウムネチカ)の字。その字は、一条帝の勅命による作刀に相槌のいない宗近が、稲荷明神に祈願したところ、気高い童子(霊狐)があらわれ、相槌を務め、見事に名剣「小狐丸(コギツネマル)」を鍛え上げたという伝説からきている。小狐丸は現在、行方不明。 稲荷山 三つ(みつ)の燈火(※1) 明かに 心を磨く 鍛冶の道 小狐丸と末の世に 残すその名ぞ いちじるき それ唐土(もろこし)に伝え聞く 竜泉太阿(りゅうせんだいあ、※1)は いざ知らず 我が日の本の金匠(かなたくみ) 天国天座神息が(あまくに、あまのざ、しんそく、※2) 国家鎮護(こつかちんご、※3)の剣にも 勝りはするとも劣らじと 神の力の相槌を 打つや丁々(てうてう) しっていころり 余所(よそ)へ聞くさへ 勇ましき 打つといふ それは夜寒の麻衣(よさむ、※5、あさごろも) をちの砧(きぬた)も 音添へて 打てや現(うつつ)の 宇津(うつ)の山(※6) ひなも都も 秋更けて 降るや時雨の 初紅葉 焦がるる色を 金床(かなとこ)に 火加減 湯加減 秘密の大事 焼刃(やきば)渡しは 陰陽和合(いんやうわがう ...