ももんちゃん あーん (ももんちゃんあそぼう)
うちの子が大好きなシリーズです。図書館からありったけ借りてきて、なかなか返せずにいます。
なかでもこの「ももんちゃん あーん」は、母のお気に入り♪ ももんちゃんシリーズは、「起承転結」というんでしょうか、最後にちょっとした山場があって、読者が「あれ?どうなっちゃんだろう」とドキドキするものが多いです。この「ももんちゃん あーん」では、それがかわいい!! 詳しく言ってしまうとネタバレになってしまうんですが、ちょっとだけ。あーんと口をあけたライオンの子どもに、オニギリをあげたももんちゃん。ライオンの子どもの方はもうお肉を食べてしまったのに、ももんちゃんも口をあけて・・・さて、どうなるのかな?
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アーン歌曲集
あるソプラノ歌手の催しでこのCD冒頭の曲「クローリスへ」を初めて聴いてとりこになった。さっそくアマゾンで検索して出会ったのがこのCDだ。
演奏家の主張や思いがこめられた演奏会では、このように思いもかけない出会いがある。ふとした小曲のよさに気づかされるアンコールも多い。そしてこうした出会いが自分をもっともっと豊かにしてくれる。ありがたい。
ノートによればこのCDで歌っているメゾ・ソプラノのスーザン・グラハム自身も、録音の3年ほど前に伴奏者のロジャー・ヴィニョーレスを通じてアーンの歌曲を知ったという。
「きらびやかでウィットに富んだ旋律―― 一度歌っただけで気に入った」とグラハムはたちまちアーンの旋律のとりこになったという。これがそのままこのCDの魅力を語っている。
フランスのエスプリといっても、ドビュッシーやラベルの歌曲のような高踏難解なところはいささかもない。あくまでも美しいメロディと音韻のつむぐ叙情がさわやかでさえある。そして平安に満ちた美や知性の至福感に満たされる。ベル・エポックのパリとはまさにこういうことなのだろう。
アーン 鋼の騎士団 [2枚組DVD]
日本未公開の本作、DVD購入して「これは拾い物」という感想です。
時代的にはリドリー・スコット作品「キングダム・オブ・ヘブン」と同時代です。
アーンが実在の人物なら、オーランド・ブルームのバリアン・ド・イベリンと出会っていたかも・・。
当然ながら、「騎士の中の騎士」のサラディンが登場しますが、このサラディンが本当にいい。特に「目」が最高です。
前半、回想シーンが多いのが惜しいですね。
ハッティンの戦いはテンプル騎士団の他、イェルサレム王国とその諸侯の軍団、そして病院騎士団もいたはずですが、この辺りは省略・・?。
西洋の弓は個々の兵士を狙います。距離を測って雨のように矢を降らせて兵士、馬を射るのは十字軍帰りのみ使える小アジア以東の戦法なのですね。
買ってすぐに2回観ました。
ピンクパンサー2 [DVD]
はじまりは「博物館に侵入した怪盗がピンクダイヤを盗む」という映画「エントラップメント」的なものですが、これは基本的にギャグ映画です。(笑
正体不明の「偽・怪盗ファントム」が盗んだピンクダイヤを巡って本物の怪盗ファントム(クリストファー・プラマーの渋い演技)とクルーゾー警部が三つ巴のダイヤ争奪戦を繰り広げるという話です。
「無能で的外れで失敗ばかりするのに、強運と周囲の誤解によって感謝され、成功してゆく」というクルーゾーの可笑しさは、日本の「志村けん」のコントに似ています。
クルーゾーの助手が東洋人で名前が「ケイトー」なのは、どう見てもグリーンホーネットのパロデイーです。
随所に007等の有名映画のパロデイーが入っており、「変装キットを使う」とか「ホテル従業員に成りすまして客室に潜入」といった定番プロットが見られます。
本作のタイトルは「リターン・オブ」というスターウオーズと同様な連続映画題名法則に従ったものです。つまり製作側は、「リベンジ・オブ」と「ストライク・バック」も出すぞという事です。