佐藤バロンドールみきちゃんの超絶動画評論

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Everything Changes 久々に届けられた作品はゲートフォールドの白い紙ジャケでなんだかパーソナルなグリーティングカードの様な印象だ。これは多分一人多重録音のデモ・テープもどきでインディーズの発売かな?と決め付けたが、
とんでもない! ユニバーサル傘下のレーベル、つまりメジャーからの発売、プロデューサーもバックのミュージシャンも多数名前を連ねている…失礼しました。

さて内容はというとまず、驚かされたのがこれは十年以上ブランクのあるアーティストの曲かと、まったくブランクが感じられない。作者はジュリアンが中心ながらいつもどおり複数でスタジオにアイディアを持ち込み録音しながら曲作りするスタイルが想像されるし、スタッフに恵まれているのはなんとなく伺える。そしていつもの優しい癒しのボーカルと美メロが包んでくれるジュリアンサウンドは健在である。ファーストとあと他1枚くらいは派手な売り込み路線だったが今思えばセカンドの「シークレット・ヴァリュー・オブ・デイドリーム」あたりでジュリアンサウンドは完成されていたようだ。

まあ簡単に言ってしまえばあの名曲「ソルト・ウォーター」レベルの曲がたくさん入った傑作で今までの
ファンはもちろんのことここから遡るようにジュリアンを聞き始めてもおかしくない作品である。

アダムス・ファミリー全集 昔よく金曜ロードショーでやっていたアダムスファミリーが好きでその原点を知りたくてこの本を購入しました。

すごい驚きです。映画やドラマで知っているアダムスファミリーとはかなり違います。

まず、アダムスファミリーは雑誌、ニューヨーカーで連載されていた一コマ漫画でタイトル自体も存在せず昔テレビ放送されたときに原作者の名前を使ってアダムスファミリーというタイトルが付いたということ。

映画やドラマでコミカルなキャラクターであるフェスターが実を言うと原作では一番まともなキャラクターで 映画の立ち回りをするのはおばあちゃんであること

ゴメスは映画やドラマではダンディーな二枚目でしたが原作ではブ男でモーティシアとは意図的に不釣合に感じるようにされているということ。

などなど自分が知ってるアダムス・ファミリーとはまったく違ったためかなり驚きました。

アダムス・ファミリーはもちろんのことゴシックなものが好きな人にもぜひぜひオススメです。

原作を見て全く違うアダムスファミリーの本当の姿を知ることができます!!

カイン 1 (ジャンプコミックス) 今までのジャンプでは珍しい主人公。
ストーリーも練られていて、その部分に関しては十分ほかの連載陣と比べても遜色ありませんでした。

しかし、何かが足りない。
つまらなくないけど楽しくない。
少年漫画にとって楽しくないのは駄目だと思います。
それが原因でジャンプの中で空気となってしまいました。

ただ、この巻には載っていないですが、終盤からの展開は面白く、漫画家としての力を感じます。
最終話は打ち切り漫画にしては一部でなかなか話題になるほど、いい終わり方でした。


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