3.11 東日本大震災 激震と大津波の記録 [DVD]
地元放送局東日本放送制作の記録映像。 記録映像は東北放送でも発売されているが特徴は違う感じ。
東北放送版では津波に特化していて宮城県内全体の津波を網羅しているのに比べ、こちらの津波に関しては気仙沼が中心。
ニュース映像でも使用されていた気仙沼支部のカメラマンが津波まで数メートルの距離で撮影しているので迫力ある。
3分近く震度6で揺れた今回の大震災、その時の恐怖感は東日本放送の方が伝わった。 地震映像、直後の仙台市内の映像も興味深いが、人がたくさん集まっている映像では顔にボカシが入っていて、表情で伝わる面が伝わらないので残念。
激震、大津波、津波の爪痕、震災後50日間の記録を80分程度に詰め込むには基本的には無理で大震災の全体像は把握出来ると思うが物足りなさも残る。
定価は1470円
バッテリが内蔵されてるので停電時でも、一定時間動作可能です。これはとてもよいと思います。
EEW発報時の反応もよいと思います。あちらは「EEW音」を認識する時間が長いような気がします(といってもコンマ何秒でしょうが。しかしその時間も明暗を分けるかも知れませんし)
受信感度も良いほうだと思います。音質も聞きやすく悪くありません。
簡易的なものでしょうがLEDライトがついてるのは作り手側の配慮が感じられました。
UNIDEN 地震津波警報機 EWR200
・緊急地震速報(3.11以降よく聞く)と緊急警報放送に対応し、後者は「東海地震警戒宣言」「津波警報」「地方自治体の避難命令等の放送要請」となります。パナソニックのラジオを検討しましたが、現時点のパナソニック商品は後者しか対応してないことが判り、こちらを選びました。
・ユニデンのOEMなのでしょうか?全く同じ商品が山善ブランド(YEW-R100)にあります。
・我が家は東京のはずれの市なのですがFM受信状況はアンテナをのばさなくても感度良好です。他の音響メーカーのラジオと比較してもとても感度が良いと思います。またピンプラグ型の外部アンテナ入力端子もあり、ここまでするかと関心します。
・基本はFMラジオなのですが、スピーカーの音質(モノラルですが)は非常に優れており、正直驚きました。テレビ並みです。
・ラジオとしても使えますが、最小音量にしても少々音が大きいようです。(音を小さく出来てしまえば逆に警報装置の役割が機能しなくなるので仕方ないか)
・セットボタンで監視モードになり、FMの音声が消音となります。警報信号受信で自動で音声がオンとなり「緊急地震速報です」と例のアナウンスと警報音が鳴りFM放送となります。(30分で監視モードに戻ります)就寝中の夜間などとても心強いです。
・FMの受信周波数(監視周波数)は自由に変えられますが(基本FMラジオなので)、地域によりますが現時点NHKに設定しておけば警報信号受信は安心です。
・都道府県別に受信周波数エリアを設定することも、また地域を設定しない”ALL”設定も出来て関係ない地域向けの警報は受信しないように出来ます(とはいえ、自宅でのFM受信エリアの範囲だと思いますが)
・写真にないですが、普段はACアダプターで給電しますが、停電時は内部バッテリー(DC4.8V 1800mAh)によりLEDライトが点灯し、機能し続けます。災害時は停電となる可能性大なので、必須機能でよく考えられてます。
・壁にビスを打てば、本体を引っ掛けることが出来、しかも本体の向きも縦横変えられるので便利かも。
・3.11以降、東北各地の施設故障で警報精度が低下しているようですが、個人的感想は「この商品は価格的に見てもとても優れていて使える」と思います。
報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災
宮城、岩手の津波被害の写真がほとんどです。津波の瞬間をリアルに撮っていて、迫力があり、その恐ろしさがよく伝わってきました。自分の住んでいる宮城県沿岸部の写真も沢山ありましたがあまりに衝撃的で涙が止まりませんでした。本のつくりもシッカリしていて、価格以上の価値ある品でした。
東日本大震災の記録〜3.11宮城〜 [DVD]
本DVDは宮城県下の沿岸沿いの地域を襲う地震とその後の津波、津波後の被災状況を記録した、まさしく第1級の記録です。それぞれの地域での地震発生の時の激しい揺れの映像から始まります。
気仙沼港の津波の様子ですが、僅か数分の内に港内に海水が溢れ、気仙沼市内に濁流となって流れ込んだことが分かります。6時過ぎからは市内の火災の様子が映し出されます。続いて南三陸町志津川。志津川では川を逆流する津波の様子、土煙と共に押し流される家屋の様子、その後の強烈な引き波が映し出されています。防災対策庁舎の変わり果てた姿。2005年に撮影された町の様子がどのように変わり果てたか、定点からの比較映像もあり、津波の恐ろしさが否が応にも分かります。石巻では旧北上川河口を遡る津波の映像から一転、瞬く間に家屋を流し去る映像に変わりました。その後も石巻鮎川、東松島市、仙台市宮城野区、名取川、荒浜小学校、仙台空港、名取市閖上、亘理町など各地域がどのような津波の被害に遭ったのか克明に記録されています。
この映像を見て驚いたのが、津波が到達したら僅か数分で全てが波にのまれるという、そのスピードです。足元に津波が押し寄せたら近くに特別高い建物等が無ければそのまま津波にのまれてしまいます。素早い判断と行動が生死を分けるのだと改めて感じました。東日本大震災では2万人という方が尊い命を亡くされましたが、その殆どは津波による被害です。私の肉親は仙台市青葉区で被災しました。1週間ほど連絡が取れませんでした。その間安否も分からず不安でしたが、無事であるとの連絡をもらい、胸をなで下ろしました。しかし、宮城野区在住の多くの親友を亡くしたそうです。
本DVDはその売上の一部が義援金として使われます。今後も大きな地震や津波が日本を襲うことは間違いありません。命をつなぐためにも本DVDのような記録を後世に残し、教訓としていくことは大切なことだと感じました。