物語 近現代ギリシャの歴史 - 独立戦争からユーロ危機まで (中公新書)
定評ある中公新書の「物語ーーの歴史」シリーズとも言うべきものの一冊で、著者は近現代ギリシャ史専門の人で、これが初の単著である。実は私は恥ずかしい告白をするのだが、1453年にオスマン帝国によって東ローマ帝国が滅びた際、ギリシャ正教の総主教座がモスクワへ移り、ロシヤ王はこれから戴冠を受けてツァーリとなった、と書いたことがあるが、この本を読んで、まったくの間違い、コンスタンティノープル総主教座は、ビザンチン滅亡後もずっとあったということが分かった。
それはともあれ、よくまとまった好著で、快心の出来といえるだろう。近年のギリシャ経済については、経済学に暗い私には判断がつかない。古代における栄光と、近代における、オスマン帝国、英仏など列強、ロシヤの三極にはさまれて苦闘するギリシアが着実に描き出されている。こんな著作を初の単著として出せた著者がうらやましく思えるほどだ。
エーゲ海・猫たち楽園の島々/Cats of the Aegean Islands [DVD]
ミコノス島・イドラ島・サントリーニ島・特典BGV(猫と音楽)の4章作。
初めは男性のナレーションと猫だけでなくその島に住む生き物・人達を
クローズアップしていることに少し驚いたが、見ているうちに自然と
引き込まれる。
簡単なその島の紹介・一日の流れと、猫達の日常を合わせてとっている
ので観光の下見としても役に立つ気がした。
なかでもサントリーニ島の朝日と夕日にまどろむ猫達の絵は圧巻。
なんとも言えずほんわかした気持ちになるDVDです。
ナレーションがいらない人には少々うるさいかもしれないが、最後に
BGVも付いているので私は逆に飽きずに見れました。
ギリシャの石鹸(パポタニス) 125g*6個セット
雑貨屋で初めて購入して以来、顔と体を洗うのに使っています。冬場は肌がかゆくならずに済みました。肌に合っていたのか背中や顔のにきびも減ったような気がします。
Intermediate Greek-English Lexicon
つまり、初めて原書を辞書を引きながら読み進もうという方なら、この辞書からはいるのがいいと思う。プラトンを読むのにわたくしははじめは先輩にいただいたAbridgedを使っていた。しかし、どういうわけか使いにくかったので、半年後にこの辞書にしたら、はかどるようになった。いきなり語学力が上がったとは思えないので、辞書のおかげだと思う。当然新約聖書や、セプタギンチュアはこれで楽勝。
ただし、英語よりも、フランス語やドイツ語のほうが得意、という方にはもちろんお薦めいたしません。ギー仏、ギー独、の辞書のがいいのではないでしょうか。