オーディンスフィア唯一の攻略本です。
多分、ヴァニラウェアから出たゲームの攻略本の中では、一番の厚さになります。
キャラクター紹介、アイテム紹介、敵やボスの紹介、食事のレシピなどのデータに、巻末に、各キャラクター達のストーリーフローチャートが載っていて、どのキャラが何処で、どんな行動をとり、どう物語が繋がるのかが解ります。
是非、オーディンスフィアのお供にどうぞ!
朧村正 音楽集
ゲーム本編に飽きた後も、音楽が聞きたくてだらだら遊び続けてましたが、ようやくサントラとして発売されました。かなり待たされた感あるので、サントラにならないのでは…とヤキモキしちゃいましたが、無事発売の運びとなり、まずは感謝。
繰り返し聞き続けてもまったく飽きる気配がないのは、ゲーム音楽としては珍しい和風テイストのおかげもあると思うんですが、1曲1曲のクオリティもとっても高いです。オープニング曲がこのゲームの方向性を見事に集約してますが、フィールド曲も戦闘曲も聴き応え十分。ブックレットを読むと、楽曲担当が複数人での分担となってましたが、私はそんな印象をあまり受けませんでした。それだけスタッフ間での世界観共有がうまく出来てたってことなんでしょう。それって難しいことだと思うんですけどね。
朧村正というゲームは、グラフィックも特徴的なんで、ふとした時に音楽だけじゃなくてゲームも遊びたくなるってのはあるんですが、でもゲームをひっぱり出さなくてもいつでも音楽が堪能できるようのなったのはとっても嬉しい。長いこと付き合えそうなサントラになりそうです。
オーディンスフィア公式ガイドブック
データが非常に充実しています。システムの詳しい解説に始まり、テキストアーカイブの取得方法、食事メニューの出現条件、各章のMAPや出現する敵とそれらへの対処法、ランク別の出現アイテムと、およそ300ページに渡り解説されています。
掲載されている戦い方は、どちらかというと効率性を重んじた素早い攻略より、ある程度時間をかけた手堅い戦い方に寄っているため、勝ち方がどうしても分からず、手詰まりになってしまったような場合には、一度参照してみると手助けになってくれるでしょう。ただ、割と難易度が高いアクションゲームですので、システムと操作に慣れない限りは、この本の方法でも勝ち進むのが難しいかもしれないと、読んでいて感じました。
また最後には、40ページ以上に渡るストーリーダイジェストが掲載されています。
具体的には、エンディング関連まで含めた多くの重要なドラマシーンを文章に起こしたもので、これを読めば、ゲームをやらずとも物語がほぼ把握できるレベルの豪勢なものです。ですので、事前のネタバレが嫌いな方は、この点を留意されておいた方がよろしいかと思います。
新規イラストなどが収録されているわけではありませんので、ファンブックとしての色合いはそれほど強くはありませんが、本来の攻略本としてのボリュームは十分です。物語を楽しみたい方にとっては、補助としての役割を十分に果たしてくれるでしょう。
「オーディンスフィア」オリジナル・サウンドトラック
このレビューって再編集しても最初の投稿日のままなんですね。
日付が変だけど、これ書いてるのは11/2です。
フルサイズのOP、EDに感動しました。
購入して良かった〜w
CD2枚組で全45曲入ってます。内2曲がボーナストラックで、
メインテーマと屋根裏部屋の曲のオーケストラ版(?)です。
ゲームはかなりやり込みをしたので、どの曲を聴いても、
それぞれの場面が思い出されてワクワクします。
逆に、ゲームを遊んでいない人がこれを聴くと、戦闘関係の曲が多いので微妙に思うかも?
オススメは、なんといってもShanachie(シャナヒー)という日本人の女性グループの
歌うOP、EDの歌声!!
澄んだ美しい歌声は本当に素晴らしいです。
関西を中心に活動されている方々だそうですが、CDも出されているそうなので
他の曲も聴いてみたくなりました。
オーディンスフィアの世界観に魅せられた方なら文句なく買いだと思います。
オーディンスフィア オリジナル・サウンドトラック
五年前に発売されたヴァニラウェアのテレビゲーム『オーディンスフィア』のゲームサントラがめでたく再発売となりました。
私は良質で暖かなこのゲームのファンでありましたが、サントラが入手困難になっており、今回の再発売は嬉しい限りです。
外箱は書き下ろしの可愛らしいアリスのイラスト。質感も滑らかです。裏には収録曲リストと、お馴染みのアリスとソクラテスのドットイラストが。
さて、CDの方ですが、魅力的なファンタジー世界を彩るこのサントラはオーケストラを用いた重圧感感じる曲が主な構成になっております。
一枚目は緊張感溢れる戦闘曲などが、二枚目には様々な表情を見せるイベント曲が主に収録されています。
特筆すべきなのは、このアルバムの作曲者達がそれぞれの個性を出しつつオーディンスフィアの方向性を見失っていないという事ではないでしょうか。
これだけ統一感を感じさせる手腕は流石としか言い様がありません。
一曲一曲に解説がついているブックレットにも非常に好感が持てます。
オーディンスフィアの世界に魅せられた方々には是非とも手に入れて頂きたいサウンドトラックです。
良い買い物をしました。暫くは、オーディンスフィアの音楽世界に浸る日々が続きそうです。