素直に言えなくて(初回限定盤)(DVD付)
坂井泉水さんが亡くなられて早2年。ついこの前だったように感じられます。三回忌ということで、
レコード会社はご命日に因み5月27日リリースでこのCDを発売してきました。
ファンの方にとっては賛否両論あると思います。もし坂井さんがご存命だったら、完璧主義
だったとされる坂井さんなら中途半端なもの、つまり、このCDの発売はなかったでしょう。
ただ思う事は、CDがリリースされることで坂井泉水さんという偉大なアーティストを
日本全国の皆さんに忘れられないようにするためには、今回のCD発売も私個人としては、
いいのではないかと思います。
ですが、皆さんの色々な意見があると思い、星3つにさせて頂きます。
素直に好きといえなくて (文春文庫)
30を過ぎて独身、仕事もお金もあって郊外に素敵な家を買った、ベラ。でも・・彼女はウィルという素敵な男性に出会った。彼女にすばらしい庭をデザインしてくれたウィル。そしてベラは自分の夢だった画家としての新たな道へと踏み出す。でも彼女を捕らえる不安の波。愛への不安。新しい世界への不安。そんな彼女の不器用で不安定な心が涙を誘う。シングルトン小説の中でも最高の一冊!!
素直に言えなくて
ZARDを尊敬していたり影響を受けたりした人が、「主体的に」ZARDを作り、活動を支援してくれているのであればこれはとても素晴らしいことだと思います。きっと坂井さんも納得してくれるでしょう。発売の時期とか必要性についての意見はいろいろありますが、楽曲自体は「素直に言えなくて」の新しい解釈として新鮮です。坂井さんがいなくなってしまった以上今までのように彼女のセンスだけでZARDを作っていくことはできません。かといってZARDをこのまま終わらすわけにもいかないでしょう。我々にできることは「ZARD」を今的な生きた視点で追及し、再評価することではないでしょうか。そのためにいくらかの試行錯誤は必要でしょう。「今」は過去の焼き直しからうまれません。今回のリリースが、レーベルを含めこれからのZARDの活動がよりよい方向に向かう一歩だと信じて星五つにしました。